4月5−6日の研修の最初に案内してもらった三重県藤原町の農業公園。素晴しい設備と規模を持っているが、果たして今後どう生かされ充実するのだろうか。
浜名湖花博の造成工事。来年4月8日から10月11日まで開催される。行政的な大事業ではあるが、本当の園芸とはなんとなく違うような気がするのだ。
園芸福祉の活動
 園芸福祉の活動に何年かかかわってきた。十分な定義はないのだが、それなりに理解できるし、指導者側も枠組みをあまりうるさくしていない。しかし全国組織として、日本園芸福祉普及協会が特定非営利法人として体裁を整え、初級園芸福祉士という資格を全国的な試験を行って認定した。とにかく実体が作られ続けているのである。
 さらにこれまであった園芸治療や園芸福祉を名乗っていた各地の団体に行政が乗ったり、ボランティアグループが活動していたり、具体化が進んでいる。園芸福祉士の認定試験合格者で、日本園芸福祉士会なるものが呼びかけられて、その設立準備会で一泊の研修旅行が行われた。
 ただ古くからある農耕の場としての園芸と、急速に社会的存在性を拡大した福祉が結びついて、なんだか別な方向に進んでゆくような気がした。
参加者は三重県からはこれまでの園芸福祉関係の研修の参加者が主体だったが、静岡県は立派な園芸農家で花や果樹やメロンなどの経営を見せてもらった。園芸福祉とはいったいなんだろう。、
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