「老いの枝折り」表紙

内山興正著 
「老いの枝折り」の表紙
「老いの枝折り」(内山興正) 目次

序詞
一枝から十三枝
十四枝から二十三枝
二十四枝から三十三枝
三十四枝から四十二枝
四十三枝から五十一枝
五十二枝
五十三枝

■誰にとっても、逃れることの出来ない「人生最大のテーマ」は「必死の生存本能をもって生きながら」、しかし、絶対事実としては「必ず死なねばならぬ」という事だろう。
この矛盾の「いのち」について、人類はこれまで、数多くの慰めの言葉を発してきたが・・・・・・・
 本当の「進みと安らい」とは?  いま、内山興正老師に学ぶ。


分別や思いはあたまの分泌物――生物としての人類には、生存のためにあれかこれかを分別して考える能力が与えられており、これは生理器官としての頭脳(あたま)から分泌してくる。しかしこの生存のための分泌物(思い)によって、死の問題が片付くことはない。ただ拝む(坐禅、念仏をふくめて)澄淨―ちょうじょう―(信心)において、「生死ぐるみの生命実物」に帰る(帰命する)のが仏道である。 (内山興正著 「<生死>を生きる」より)


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