院長の小部屋
ハードレンズの勧め方 24.3.8
早くからコンタクトレンズを処方している先生はハードレンズの特徴も理解して現在もその処方をされていると思います。確かにソフトコンタクトに比べ煩雑で大変ですがその良さを実感していただける患者さんが多くいますので積極的に処方しています。何といっても重篤な眼疾患を起こすことが少ないことです。
一番良いのは眼鏡を持っていて、ハードレンズを通常使って出かける時やスポーツの時は1Dayを使用することであると以前から皆に言っていました。すべてのTPOにマッチすると考えています。僕の場合は先ず、最初にコンタクトレンズにしたいならどうしてもコンタクトレンズを、と希望することであり
当然眼鏡を持っていることが条件であることをお話してから一番良いレンズはハードレンズであることを眼科的な観点から理解していただきます。
しかし全く初めての人には1Dayから始めます。大抵3か月から半年経ちますとハードレンズを入れてみたいと言われる方が多くいます。勿論友達から聞いて2Weekを希望される方もいますが1Dayから変更するとケアが大変で煩雑でまた1Dayに戻ることが多いように思います。
勿論2週間の期間も守られませんし、特にスポット使用で合計2週間と思い違いしてトラブルになることも多いのでその点は十分説明するのですが、トラブルになるまで使い続ける方もいます。そのトラブルはレンズのせいにして、また違うレンズを希望して、その後は別のところで購入したりします。重篤なトラブルを起こすまで気がつかない人がいることも問題です。ソフトレンズは必ず起きているうちで、レンズを入れていない時間を作ることが大事で、通常12時間装用を目安にするよう指導しています。少なくともレンズを入れていない時間が必要です。それに比べて酸素透過性ハードレンズは安全に装用できます。しかしハードレンズでも短時間レンズを入れていない時間を持つようには指導しています。
しかしながら異物感、こすり洗いのケア、紛失など心配な面もありますが、うまく慣れてしまえば経済的で安全であると考えます。1Dayと眼鏡の併用で快適な視生活を送れます。
最近は2週間ソフトレンズを通販で購入する人が安全性を気にして検査だけに受診される方が時々来られます。ハードレンズの経済性を説明して、時間はかかりますがきっちり合わすことでハードに変更されます。
屈折異常のあるすべての方は眼鏡を持ってソフトとハードレンズの装脱が出来ればと思います。
医療行政と保険制度に思うこと 24.3.8
日本が誇る国民皆保険制度は半世紀が過ぎ多大な貢献をしたことは間違いのない事実です。然しながらここにきて多くの問題が出てきています。その原因は多種多様であり解決方法はありません。医療従事者と患者さんそして医療行政に関与する方々のすべてに原因があります。一部の先生は現在の保険制度を廃止して一から再構築することを提唱していますがその労力と再構築するまでの期間を考えると無理なことですし、これまで育ててきた保険制度を壊すことは出来ません。
保険制度はモラルの上に成り立っています。先ず保険制度に係わる人のモラルの向上が求められます。医療従事者は医療従事者で、患者さんは患者さんのグループで医療行政に関与する方は医療行政に関与する方々で考えていかねばなりません。このことはあまりにも大きな問題で根本の教育に係っています。
それぞれの立場で地道に変えていくしかありません。医師としてはその職業の特殊性から経済的な裏付けが必要です。医師も人間ですし個人差もあります。
しかし平均的なことは設定できると思います。そのことから直ぐには無理ですがある卒業年度から一定の収入としてその医師が開業してもその収入を保証し
開業時には土地、建物、医療機器など一定のルールで国、又は保険関係機関が貸与することにして地域医療の貢献を担ってもらうようにする。
裕福で豪勢な生活を求めるなら医療従事者ではなく他の職業を選択すべきです。もちろん大変な仕事ですので高収入は仕方のないことでしょうが、飛びぬけての収入は阻止されるべきです。こんなことは政治家が十分議論し尽くしていると思われますが、モラルの有無を確認することが重要でその方法は司法も関係します。そこで少しずつ時間をかけて改善することが求められます。
その方法としては国家資格を得る時の試験です。医療従事者の試験で精神科医の協力を得てモラルに関する試験問題を多く出題し、適正な人材を確保することが重要です。
それぞれの立場で少しずつ改善していきたいものです。何よりも医師がしっかりした信念を持つべきで、難しいことですが営利を目的とした関係する業種との接触は行政が監督管理すべきでありますが、国民(政治家)がより良い医師を育てる体制作りを求めるべきです。然しながら政治家はすべての事柄に対応すべく秘書を持って多くの意見を聞こうとしているのですが、多種多様な現代社会ではとても対応できません。このことは医師の世界にも当てはまることで専門分野化した現在、誰もが標榜科目を見て受診します。それなのに国家試験を合格した医師は自分に合った科目に進みます。職業の選択の自由はありますがその先の選択は行政が決めても問題はありません。国家試験でモラルの問題と選択科目、標榜科目を限定できる問題を考えて出題して進路を決めさせ、参考にする。勿論、希望科目も聞いてあげて一人一人のこれまでの学歴、住所、家庭環境など多くのデータから何科を選ぶべきか、基礎に行くべきか、行政に進むべきかを試験結果によって決めていくことが重要です。非常に難しいことですが一つの方向性として提案させていただきました。尊敬され、信頼される医師の品格、地位を高めたいものです。
三つ目は曲者 16.6.29
世の中の事柄で何事も第1第2は解るが、第3となるとはたと考えざるを得ない。生と死の間の植物人間、男と女の他に第3の性は中性(ホモとレズを想像する)そしてYESとNO以外のどちらでもないというもの。はたしてこのように三つに分けることが妥当かどうかも私には判りませんが、人間の本能が食欲、性欲そして曲者の第3は集団欲、という本能が有るという事です。
このことから人間の関係する世の中の事柄を三つに分けて考えると常に第3は面白いものが出てくるように思えます。中国では三つ以上は多数というように第1、第2、にわけて残りは全部第3とひっくるめて考えれば当然三つに分かれますし、それが問題の曲者というのが理解できるのです。
先日90才を過ぎた僕の伯母さんの話ですが、人間の健康には三つあるというのです。精神的な健康、肉体的な健康まではわかったのですが、はたして第3の健康とは何だろうと考えてみましたが、すぐにはどうしてもわからず聞いてみますと、それは社会的な健康ということでした。
これまた問題の曲者だなと思いました。少し前に3Kという言葉でいろんな事柄が三つに代表されるものとして流行りました。最初の3Kは確か”きつい””きたない””きけん”という肉体労働が敬遠されたことからではなかったかと記憶しています。その後のことですが、我々に関係する健康保険も国鉄、米とで3Kと聞きました。そして国鉄が民営化され、米が自由化されていよいよ健康保険制度が何時崩壊するかとささやかれているようです。
人類にとって大事なもの三つをと言えば私は環境、健康、教育だと思うのです。環境はかなり破壊され汚染に曝されていますが、環境保護の兆しも芽生えてきていると思います。健康面では著しい医学の発展があります。
問題は一番大事な教育にありそうです。健康保険制度の崩壊を考えるとき教育のことを考えざるを得ません。ある人の話では受験勉強に強い女性がこの不況が続くと、どっと医学部に押し寄せ次第に女医さんが増えて彼女らが開業するとき健康保険制度が崩壊するということでした。
何故かというと彼女らは決して請求漏れやサービスはせず正しくきっちりと勉強に強いところを見せてくれるとのことでした。ちょっと偏見なようにも思えるのですが、男の中にもそういう人もいますし、女性でも男性っぽい人もいますということは最初に述べました第3の中性と言うところに行き着きます。
いずれにしましてもいろんな職業で女性の進出と男性の中性化が問題になっているようです。さて人間は男が先か、女が先かということで先日の報告では女として生まれてそして進化して?男になるということでした。こんなことを言うと女性に怒られますが自然界の出来事のひとつですが、落ち鮎釣りに出かけますとほとんどが雄です。賢い雄は釣られずに生き延びているようです。本当のところ若鮎では雌雄の区別はつかないのですが、また雌雄の比率もわかりませんが、落ち鮎釣りに出かけますと雌は極端に少ないのです。
なんとか子持ち鮎を釣りたいというひがみかも知れません。ご存知のように鮎は年魚で1年で死んでしまいます。しかし稀に越冬する鮎がいましてそれは雌なのです。なんだか自然界の状況が何かを示唆しているようです。
ところで自然界と言いますと今年になって、最後のクオーク(トップクオーク)が発見され素粒子の基本構成粒子は三つであり、それぞれはアップ、ダウンの如く分けられて6つのクオークがあるとのことです。現在のところ物質の極小単位が3つに分けられて、それぞれに反対のものがあるということから考えますと、人間の本能である食欲と性欲そして曲者の集団欲に当てはめてみれば、反対は断食、禁欲、孤独のようなものでなにか宗教的なものへと発展しそうです。何事も3つに分けてしまうのはどうかと思うのですが、いつも三つ目の曲者に悩まされてしまいます。なにか自分にも理解出来ていないようなことを書きましたが、これは以前に三重医報に掲載したものです。
眼と鮎と歯 15.7.29
日本眼科医会の最近の話題は何と言っても薬事法の改定によるコンタクトレンズの動向と学校検診における色覚検査の廃止である。
コンタクトレンズ販売が届出制から許可制になることによりどうかわるのか。
コンタクトレンズユーザーにとっては気になることであるように思われるのですが、
使用者はそんなことは気にしていないのが現実で快適な視覚を如何に簡単に短時間で安く手に入れるかを求めます。
眼科医はトラブルなく安全に使用していただくため検診などの重要性を強調するのですが、
何事もなく使用し続けると検診が煩わしくなります。
慣れてしまうということはそこに危険が潜んでいますので検診により再確認することが重要なことはいうまでもありません。
何か不都合があれば受診するのですが、PL法を絡めて私のコンタクトレンズが悪いのではないか、
処方が間違っているのではないかと思われる人がいます。
使用方法の間違いや手入れが悪いことは認めても処方時の指導がなかったと言います。
重篤な眼疾患を来たす人は増加しています。
そこでコンタクトレンズは医療用具から医療機器にされました。
医療用具というものをなくすと言うことも聞いております。
さて、薬事法の改定により果たしてどうなるのか、コンタクトレンズ販売に関する規制は平成17年4月施行の予定ということです。
いずれにしましても混乱することは間違いないでしょう。
定期検査を受けやすくすることが大事ですし、その重要性をよりPRしてユーザー自身が費用のかかる定期検査を購入当初から受けるのが当然と思えるようにしなければなりません。
コンタクトレンズによる眼疾患を減少させるには定期検診を受けなければ購入できないぐらいの思い切った規制が望まれます。
今後どのような施策を行政がなされるか注目しています。
もうひとつの話題である学校検診における色覚検査の廃止は規制緩和の一貫とも思われますが、学校生活において支障とならないからといって廃止してよいものでしょうか。
学校生活において支障にならない検査はしなくてもよいのでしょうか。
小学校4年生のみの検査になってしまい、さらに廃止が決まりました。
それなりの対応がなされなければなりません。
保健体育の授業に色覚についてしっかり教えるとか、将来の職業選択に障害となることがあるとか、色を使った授業ではそれとなく色覚異常者が、気が付くようにして自覚や疑問をいだかせて眼科での検査を受けるようしむけるとか、いろいろ方法はあるでしょう。
将来において色覚異常者が失敗しないようにしてあげたいものです。
さて話題を変えて私の好きな鮎についてですが、鮎の友釣りでは如何に釣り人を認識させずオトリ鮎に注目させて追わせるかがポイントとなります。
はたして野鮎は釣り人を見ているのか。
どのような見え方で水中から見ているのでしょうか。
鮎の視力はどれくらいあるのでしょうか。
魚の眼の構造は基本的には人間の眼の構造と似ていますが、魚眼レンズと云われるように水晶体は丸くて大きいのですが、多少の調節もしていると思われます。
視細胞は少ないから視力は悪いと思われております。
しかしながら鮎については人間の視力と同じくらいと感じています。
魚の中では一番視力の良い部類に入るのではないでしょうか。
濁った川に入り膝まで浸かって足の指先が見えれば鮎は釣れると言います。
鮎になってみないとわかりませんが、岸に立つ釣り人を見ているに違いありません。
なにしろ水中にも空中にも敵はたくさんいます。
香り高い美味な魚体を有しているのですから。
視野については眼の位置や形態から広いことは容易に伺えます。
両眼視は前方30度ですから下流からは認識されにくいと思われます。
また水中からの見える範囲は水の屈折率から周辺では見えない範囲があります。
腰をかがめて低い姿勢でポイントに近づかなくてはなりません。
釣り人の気配を感じても他の魚のように一目散に逃げれないという、鮎の悲しい定めがあります。
縄張りを死守して成長し子孫を残さねばならないからです。
また鮎ほど天の邪鬼な魚はいないでしょう。
だから友釣りは面白いのですが、人間と友鮎と野鮎の関係が周囲の状況によりひとつになった時釣れるのです。
だから釣れる時はあっちでもこっちでも釣れている光景を目にします。
さて、魚の色覚ですが確かに色の識別はできるようです。
稚鮎が銀色の針に掛かる時期や赤色の針に掛かる時があるからです。
他の魚も餌から色を識別しているだろうことは想像できると思います。
色だけではありませんが、色の識別が出来るからこそ人間は餌やルアーを工夫して釣りをします。
魚にとっては危険なことになるわけです。
色の見分けが出来なければ餌を取ることも危険な目に合うこともないのでしょうが。
ところでコンタクトレンズはレオナルドダビンチにより考案され、魚の鱗で最初は作られたといいます。
最近はカラーコンタクトレンズという危険なものも販売されています。
厳密な検査と定期検診が必要であり、一般の人は使わないようにしたいものです。
コンタクトレンズにしても色覚検査にしてもこれまでの歴史を振り返り立ち止まった対応が求められているように感じています。
さて、最近のニュースでは現在の点眼瓶が点眼しにくいとのことで薬剤メーカーが横から薬剤が出る容器を開発したとのことです。
点眼も慣れればどうってことがないのですが、(僕は時々カタリンを点眼している)最初は点し難いと思いました。
患者さんには点眼回数は多くとムンテラしているのですが、なかなか多くは点せないものです。
点眼回数が多くなると眼瞼炎になってしまうのはあわてて点眼し不潔にしているに違いありません。
還暦の男ですから、目の周りが汚くてもどうってことはないのですが明眸皓歯、綺麗なマナコにきれいな歯とはいかないものです。
歯といえば僕の歯はすごく少なく昔なら噛めず、食べられずとても生きておれなかったと思います。
人間の歯は乳歯から永久歯に変わります。
鮎の歯も稚鮎のときは他の魚と同じ犬歯状です。
というのは虫などの動物性の餌を食べているからです。
しかし成長するに従って藻を食むことになり櫛状になっていく特殊な魚なのです。
だから鮎は鮭の仲間ではなく独立したアユ目に分類されています。

この部屋は禁煙ではありません。
最近は煙草の害がクローズアップされ、愛煙家は肩身が狭く益々ストレスが溜まる時世となっています。
古代マヤ文明時代から人は立つことに対するストレスから逃れるため座って煙草は吸われ延々と学識長老の人間の中にあって受け継がれて来ました。
どの人種が吸うかは定かではありませんが、必要な人もいるということです。喫煙者に禁煙を強いることはハラスメントであります。
即ち私は名付けて「モクハラ」と言っています。愛煙家に対する「モクハラ」はその人に対するストレスのはけ口を奪うことであります。
お酒を飲む人に対しては「サケハラ」または「アルハラ」でしょうか?
酒を飲み、煙草を吸いながら書いているこの部屋の作品は読むに値しないものばかりですし、院長の戯言となっています。
ただただ出してみたに過ぎません。






