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目のみちしるべ 1995. 10. 1(秋号)

「眼の道標」Vol.2 No.3

巻頭言

10月10日は目の愛護デ-です。
今年の標語は 「やさしいまなざし、いつまでも」です。
私も名張市の健康展で眼底検査を行います。
目は心の窓と言いますが違った意味で眼底を見ればかなりのことがわかります。
日本眼科医会では今年の記者発表会のテ-マを"糖尿病と目の健康"と題してして開催されました。
眼底を見ることにより糖尿病、高血圧、動脈硬化、緑内障や老人性黄斑部変性などの変化の程度がわかります。
目の異常を感じる人は勿論、糖尿病の人などは異常がなくても眼底検査が必要となります。

(福喜多 光一)

きずな1「絆1」 名張コンタクトレンズ

コンタクトレンズは医療用具であり眼科医により処方されるべきで、 その目的は見え方の良さと近視進行の予防と顔つきによる心身の健康であると考えられます。
しかしながら広告規制がなくいろいろな問題があります。
広告規制がない限りオ-プン価格としても解決はしないようですし、 PL法が施行されてレンズそのものの規制はなされたのと、メ-カ-の研究開発により安全性も向上しています。
これだけ普及したコンタクトレンズを眼科医だけが取り扱うということへの疑問が起こってきます。
もう一度考え直してみますと身体につけるもの、いれるものという観点からではコンタクトレンズは出し入れができますので、 丁度境界線であります。
しかし別の視点では点眼薬による胃薬やいろんな治療薬の開発の情報を耳にするとき 更なる議論の積み重ねと多くの人々の賛同を経なければなりません。

(福喜多 光一)

きずな2「絆2」 メガネハウス ビッグアップル

メガネレンズにはガラスレンズとプラスチックレンズの2種類があります。
最近は軽さと自由に色付けできるファッション性から、プラスチックレンズが多く使われています。
特に良い点は割れにくいことで、ガラスレンズの23倍の強度があることです。
しかし欠点は厚みが増すこと、引っかき傷に弱いことです。
そこで厚みを解決する方法として屈折率の高いレンズが多く出ています。
これを使えば厚みを薄くすることができますが、度数が強くなるとレンズ周辺で色ズレが起こるのが改善されません。
またこのレンズは高価なため高いものは良いものとの感覚で目に良いレンズと思っている方が非常に多いのですが、 価格とレンズの善し悪しは一致しないことは確かです。
時々弱度の近視の方で目に良いレンズと思い薄いレンズを希望される方がおられますが、 あまり薄すぎるためにフレ-ムに入れると歪が出て逆に疲れる場合もあります。レンズの厚みが気になる方は、 レンズの種類によって、厚みがどれだけ違うのかを具体的にお尋ねになればよろしいでしょう。
ガラスレンズは少々重いのが欠点ですが硬さのため、引っかき傷に強いことと厚みが薄く出来るのが良い点です。
レンズの傷が気になる方には最適のレンズと言えると思います。

(笠嶋 正嗣)

きずな3「絆3」 わかくさ薬局

今回はかぜの原因と予防対策について
かぜの原因は色々ですが、大部分は空気中に浮遊するウイルス、細菌等の病原体を吸い込むことによるものです。
一般には寒さとかぜの関係がすぐ連想されますが、寒さがその直接の原因となることはほとんどなく誘因となるにすぎません。
では何故寒い季節にかぜが流行するのか?
1.一般にはウイルスは低温、低湿度つまり寒い季節の方が長く生存できる。
2.冬には窓を閉めきって換気も不十分になりがちな部屋に大勢の人が集まり感染する機会が増す。
3.寒さにより呼吸器粘膜の抵抗力が低下する。と言った可能性が考えられています。
 以上のことから予防対策としては病原体を体内に入れないこと、抵抗力をつけることで具体的には
1.外出後手洗いは石鹸で、イソジン等でうがいをする。
2.部屋の換気は十分に、また乾燥した日は寝る前に枕元を水拭きするなどして湿度を補う。
3.過労や睡眠不足を避け栄養を十分にとる。また薄着を心がけたり規則正しい生活をして抵抗力をつける。
寒い季節は目の前です。今から気をつけて健康な冬をお迎え下さい。

(西田 真康)

コンタクト・メガネ・クスリのご相談は

名張コンタクトレンズ・・・TEL:(0595)65-7211
メガネハウス B&A・・・TEL:(0595)65-0893
わかくさ薬局 ニシダ・・・TEL:(0595)65-0026


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