かのんのキョロキョロ日記

 

新・増殖する俳句歳時記十五周年記念会

20117月30日 13時より

東京都千代田区 『 学士会館

 

 

 

 

 

>゜))))彡

 

 

午前七時に自宅を出て、駅で空を見る。

今のところ雨は無し。(かなり青空)

五年前もそうだったなぁと思いながら携帯電話で『つぶやく堂』を

チェックすると、東の皆さんが「やはり雨です」とつぶやいている。

「やはり」というのはそれが清水哲男氏の主催の会だから、

(清水氏は超雨男)そして、台風を呼ぶ男の大串章氏もご参加だから。

しかしわれわれ西の晴れ女たちには前回・前々回の実績がある、

だからきっと大丈夫。

 

 

 

晴れですと伊勢中川の白鷺が  佳音

 

ボーダーの煙突著き夏天かな  佳音

 

 

 

 

 

JR名古屋駅で新幹線に乗り換え、そこで大阪の晴れ女かよセンセと

「いきあたりばったり」合流。

かよセンセは自由席の二席を確保してわたしにメールを

送ったという話でしたが、メールは届いておらず、

それでもちゃんと会えるところがおもしろいなぁ。

今回、『満月の使者宣言』をしていたわたし、別に月を詠むとかいった

ことではなく(まだ早いがな)、以前、清水さまが

満月ポンという菓子は東京では販売していないと

話しておられて、お送りしたことがあり、それなら

今回も満月ポンをお土産にしようと思い立ったのでした。

せっかくだから入れ物に俳句なんか書いちゃおうか、

新幹線は八重洲出口だから、

 

 

 

おもて

 

夏満月つれて東京八重洲口  佳音

 

 

と紙袋に墨書したら、今回の待ち合わせ場所が八重洲口では無く

丸の内中央口になり、いきなり修正を入れることに。

 

 

うら

 

 

丸の内中央口では、晴れ女宣言はなさらないけれどもあの笑顔は

どう見ても晴れ女の海苔子さんと合流、タクシーで学士会館へ。

開始時刻は13時だったのですが、11時半にここで昼食を

いただこうと約束したつぶやく堂乙女(今回勝手にそう名づけました)

六人(プラスワン)は、ずーーーーっと喋りっぱなしで

プラスワンのただひとりの男性、望月周氏が呆れるんじゃないか

というほどにぎやかでした。あ、つぶやく堂乙女の中には

彼の妻もいるので、まっいいか。

 

 

 

 

 

 

 

受付を済ませて、挨拶や乾杯。

 

 

乾杯は池田澄子氏。

 

 

 

これで三度目の参加者も多く、「前にお会いしましたよね」

と挨拶を交わすことも多々。

 

「前回蛍の句で一等だった人だ」

 

と大串氏に覚えていただいたこともとても嬉しく、わが結社、『白露』の

福田甲子雄先生や飯田龍太先生のお話をうかがえたこともそれ以上に嬉しく。

 

清水氏は腰が少々辛そうな感じでしたが変わらずお元気で、

二次会も三次会もビールを美味しそうに召し上がっていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『増殖する俳句歳時記』は今、『新・増殖する俳句歳時記』と

名を変え、清水氏だけではなく日替わりで七人の選者が

句を選び解説を執筆されています。

 

 

 

今井聖氏欠席

 

 

 

今回も先に兼題カブトムシの句を詠んで投句し

選句も済ませてあったので、その結果発表がありました。

七人の選者それぞれの特選三句と並選が発表になり、

わたしは選者の並選三つをいただき、

互選では20人ほどの選をいただきました。

 

 

 

 

 

 

<<佳音かぶとむしっ句>>

 

嘘つきも泣きみそもをりかぶと虫  佳音

 

 

 

 

 

今回のトップはつぶやく堂乙女にして

望月周夫人の高木加津子氏の

 

 

カブトムシ飼ひ哲学を専攻す 加津子

 

 

で、もちろん夫の望月氏の句もたくさんの選が入りました。

(わたしはなぜか加津子さんのインターネット上の

「はは」なので、娘と婿が元気で嬉し♪

息子もいますが、今回は会えなくて残念。)

 

 

 

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<<二次会にて白馬氏のご希望でソーダ水で一句>>

出会ふたび初恋ソーダ水きらら  佳音

 

 

 

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二次会三次会を経て、その夜は学士会館泊。

 

 

 

 

 

早朝にちょこっと(ちょこっと?)地震があったりもしましたが、

美味しい朝食をいただき、朝食の折に出会ったつぶやく堂の

友人とお喋りを楽しみつつ、東京を後にしました。

(その友人と東京駅に向かう途中、まいまいクラブケータイ写真俳句

選者の大高翔氏とばったり出会ったりというハプニングも。

彼女はお買い物に行く途中とかで、娘さんとご一緒でした。)

 

わたしは直接帰宅ではなく、大阪に一度出て、娘のトウシューズを

受け取ったのち伊賀へ。

 

次はまた5年後とか、いやいや、十七文字にちなんで

十七周年をしなくてはとか、いっそ毎年すればいいとか

色々な意見が飛び交っていましたが、

どうやろか、いつやろか、

いつでもええよ、楽しい集まりは。

 

そして、またどどーんと晴れにしまっせ♪♪♪

 

 

 

 

あ、かよセンセ、

あの新幹線のメール届いてました、

PCに♪♪♪

 

 

 

 

 

 

【追 記】

雨、翌日朝から降りました、が、わたしが歩く時は

やんでおり、持って行った傘は一度も使わず。

ふふふふ、三度目の正直の大勝利かもー。

 

 

 

【 おまけ 】

 

増殖する俳句歳時記8周年

 

増殖する俳句歳時記10周年

 

 

 

 

 

 

写真:坂石佳音

田代田氏(ありがとうございます)