2005年春     

    
    今年もホワイトガーデン目指して。。。
          





イベリス

花期は5月・草丈20cm・宿根草
耐寒性があって丈夫
こんもりとまとまった草姿で可愛い
常緑なので冬枯れの庭のアクセントにもなる
ラナンキュラス

花期は5月・草丈50cm・丈夫で育て易い











チューリップの花咲くような明るさであなた私を拉致せよ二月  俵万智 『かぜのてのひら』
            
              こういう拉致なら、し・あ・わ・せ〜
       




アリアムの大き一花すくひもつ
         をさなのひとみ碧くかがやく
          鹿兒島壽蔵   『花冴々』




          オー二ソガラム





     2006年3月  枝垂れ梅満開!! 
   桜にはない艶っぽさが梅にはありますね













      梅の花咲ける岡辺に家居ればともしくもあらず鶯の声   『万葉集』

               
我が家でも、春先、鶯の声をよく耳にします。





 





5月下旬  かわいい実がたくさんつきましたが、木はイラガに食べられて惨めな状態。






6月


去年の秋、草を引き、球根を掘り上げ、土も新しいのを入れましたが、その後、忙しくて作業ができないうちに、冬を迎えました。

今年の春は、こぼれ種をあてにしていたら、まあこんなに見事に、ニゲラが花壇を覆ってくれました。







道のへのうまらの末に這ほ豆の
  からまる君を別れ行かむ   『万葉集』

   
うまら=茨 

 別れて行かなければならない辛さが出ていますね。





函館の青柳町こそかなしけれ
   友の恋歌矢車の花
 石川啄木  『一握の砂』
  
カラー
花期は7月・草丈70cm
こぼれ種でも増える
すっきりした花の形が美しい

大きくなるので花壇の後ろに植えたほうがよい
ほたるぶくろ

花期は6月・草丈70cm・宿根草
こぼれ種で増える
丈夫で育てやすい






        思いきり愛されたくて駆けてゆく六月サンダルあじさいの花  俵万智  『サラダ記念日』

                  
歌のイメージと写真が合ってなくて…








メドウセージ

花期は5月〜10月と長い・草丈70cm
耐寒性もある
紫の鮮やかな花が一際目を引く
独特の甘い香りがする

 
擬宝珠の高く伸び出し散り方の
              花茎の上に降る夏の雨
         吉田正俊  『草の露』

 






ラベンダー

花期は6月から7月・草丈50cm
雨を苦手とする
梅雨の前に枝を払うと夏も元気
イングリッシュ系は暑さに弱い

グラジオラス

花期は7月・草丈1m50cm・倒れやすいので支柱が
必要
花壇の高さを出すのによい






日日草

花期は7月から10月・草丈30cm。夏の暑さにも負けず次から次へと咲く・丈夫・こぼれ種で増える
夏の花壇を鮮やかな色で飾るのによい







            イソトマ
            サンシャイン





かたばみのそばにおひたるかがみ草
             露さへ日に影みがきつつ
                  『夫木抄』


  かたばみは脇役になっていますが。。。

きはつくの岡のくくみらわれつめど
       籠にもみたなふ背なとつまさね
                   『万葉集』
     くくみら=ニラ

  二人でニラを摘むなんて、微笑ましいですね




            ゼフィランサス





           ダリア          ユリオプスデージー




           オシンジューム   
          花壇の花ではありませんが。。。
 




今年は1「ひめの」のカットは1度だけだった。
怠け者の私に「ひめの」は、うってつけ。
茶色の部分が目立ち始めて、そろそろ「ひめの」は冬支度。。。
10月の3連休に球根を植えた。
花壇に費やした球根代はおよそ2万円、土代4千円。300球ぐらい植えたことになる。
今年は、カスミソウ・ロべりア・忘れな草の種も蒔いた。老化が原因なのか、近頃、忘れっぽい。そんな私に勿忘草(忘れること勿れ)草は最適だ!!




秋の野の尾花が末のうち磨き
         心は妹に寄りにけるかも
               『万葉集』

  
気がついたら女性の魅力の虜となっ
   ていた。。。
   そんな呟きのような歌ですね