11th ツアーオブジャパン 奈良ステージ


※平成19年5月21日(月)
※森本ヒ、藤田(記)
※山添村 布目ダム周回コース

・日本版ツールドフランスというべきツアーオブジャパンに、森本・藤田の両名が観戦に行ってきました。観戦したのは5月21日に行われた第2戦の奈良ステージ。東大寺大仏殿をスタートし、山添村までパレード走行。布目ダムの周回コースを12周するコースです。前日の大阪ステージは、フラットなコースということもあり、選手にタイム差はほとんどありません。ゴール前に上りがある奈良ステージからが真の勝負であり、毎年この奈良ステージを制した選手が、優勝争いの一番手となる非常に重要なレースなのです。
・当日は青山町駅に朝7時に集合し、森本カーで会場の布目ダムに到着。観戦ポイントの下見をしつつ選手の到着を待つ。日頃のクセで早めに到着してしまったにもかかわらず、この道をプロトンが猛スピードで通過することを考えると興奮します!。鈴木真理選手の熱心なおっかけおじさんが、「のぼり」を立て、いやがおうにも我々のテンションはアゲアゲになります。

・午前9時45分。いよいよ待ち望んだ選手が周回コースに到着!集団は比較的長く伸びているものの、まだ飛び出す選手はなく、様子見の模様・・・・と言ってるうちに2周目にして飛び出す選手が!!!誰だ?誰だ?田代だっ!!ブリヂストンアンカーの田代だ!後ろにもう一人が続き集団から逃げを図る!おいおいおい飛び出すの早いんちゃうか?たった2人だろ?ってゆうかなんでエースの田代が逃げてるんだよ!
・大多数の予想通り、逃げを図った田代は集団に吸収されるものの、比較的長く伸びていた集団は、さらに長く伸びた模様。実力が劣る選手にとっては勝ちに行きにくいじょうきょうにはなったものの、田代の脚は大丈夫か?次の勝負どころまでに回復するのか?
・ここで、レースにも慣れてきた我々は、交通安全のキャンペーンで来場していたミスならの婦警さんと写真撮影を行い英気を養う。あっ・・・・コレを目的に来たんじゃないよ!あくまで主目的はレースの観戦ですから(笑)
・その後、しばらくしてレースに動きが訪れる。NIPPO コーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダの福島晋一が単独アタック!これが成功!人気者の福島兄弟のお兄ちゃんがレースを動かす。やっぱこの人はファンの真理をわかっとる!沿道の声援のボルテージもあがってきた!
後ろには、同じくNIPPO コーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダの新城とホンコンチャイナのワン・カンポーらが続く。NIPPO コーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダは先頭に2人を送り込んでいるぞ〜っ!一方ワン・カンポーはチームメイトのアシストがほとんど、いや全くない中で孤軍奮闘を続ける。さすが「アジアの虎」!
・さて、いよいよレースも終盤戦。福島晋一選手は結局5人の集団に吸収されるものの、その集団には新城とワン・カンポーも入っている。NIPPO コーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダはそのまま先頭集団6人中、2人を占め圧倒的優位な状態キープに成功!福島晋一がアシストし、新城フィニッシュで勝てる。このまま行くと勝てるぞ!と期待はふくらむ。
・いよいよ最終回!6人の先頭集団をそそまま逃がしてなるものか!と後ろから迫り来る大集団。対する6人は必死に逃げる逃げる!が・・・最後の最後、これを越えればゴールという上りでついにつかまり、スプリントの末ゴール!
優勝はザフスタン・ナショナルチームのイグリスキー!
いや〜新城惜しかった!!

・やっぱり日本のレースなんで日本人に勝ってほしいところでしたが、大興奮のレースが終わりました。レース後は選手に近づき、その息吹を感じることができました。いつも言われることですが、選手のすぐ隣に近づけるのが自転車ロードレース。特に福島兄弟には大勢のファンが群がり、その人気の高さを感じました。またこの2人はファンの声援にしっかり応えるいい人なんですね〜!
・レース後は、コースをクルマで回って帰りましたが、森本・藤田とも5月の紫外線で顔が真っ赤っかです(笑)外は暑かったのですが、そんなのが気にならないくらい、レースも熱かった。
来年も見に行くぞー!

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