第9号
2005121日発行
編集・発行
錦生地域づくり委員会 広報部会
63-02
52


避 難 場 所

電話番号

黒田集会所

64-1479

結馬区農業用倉庫

63-7249

井手公民館

63-0009

坂之下公民館

64-5490

錦生小学校

63-1805

鹿高神社

 

権現山智護神社

 

矢川防災コミュニティセンター

 

上三谷集議所

64-4304

竜口公民館

63-5564

お 知 ら せ

 第10号(200631日発行)より紙面のカラー化を検討中でスポンサーを募集しています。
お問い合わせは:事務局まで
(п@63-0252


 学び 癒し そして楽しみました

十月二十二日(土)福祉のまちづくり事業の一環として七十才以上のひとり暮らしの方々が一堂に会し交流を深めるため実施しました。
 在宅介護支援センター職員による「悪徳商法の被害に合わないため」の講演。おかしいと思ったら人に相談をする。すぐ決めないなどアドバイスがありました。
健康表現体操は音楽に合わせて手や身体を動かし、表情も明るく、にこやかになったような気がしました。
 昼食、コーヒータイムの間には寄贈されたピアノでの生演奏でした。身近に聴くピアノの演奏は趣きがありました。
そして参加者によるひととき! 頭の体操と題しての話術とカラオケで楽しみました。
公民館活動でカラオケ教室での練習の成果を披露して下さり 拍手 拍手でした。いつまでも元気で暮らすためには地域での取り組みが必要です。
つどいや講演会に参加できない人にも当日のようすや学びそして思いを伝えて行くことも大事なことではないかと思います。
豊かな自然と降り注ぐ太陽の下でいきいきとすごせるしあわせ! 元気ですごすための努力を!
そしてお互いに助け合いながら生きていきたいものです。
地震災害について (名張市危機管理室より)
 
名張市では、平成十四年に大規模地震対策特別措置法に基づき、県内十八市町村が地震防災対策強化地域に指定され、また、平成十五年には東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法に基づき、県内全域が東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されるなど大規模地震の発生に伴う被害が危惧されています。また、市内には三つの断層が確認されており当地域には茶臼山中腹を縦断しております名張断層があり、阪神淡路大震災や新潟県中越地震のような内陸直下型の地震も危惧されています。
このような地震災害から住民の生命、身体及び財産を保護することを目的とする総合的かつ計画的な地震防災計画を名張市防災会議において「名張市地域防災計画―震災対策編―」として取りまとめました。現在、この防災計画に基づき、予防、応急対応、復旧、緊急対策について、広報・訓練活動を実施しており、各地域で活発に防災訓練等に取り組んでいただいております。なお、震災以外については「名張市地域防災計画―風水害編―」を定め、取り組んでいます。
また、危機管理室では「地域の防災活動」をテーマとして出前トークを設けておりますので、ご活用いただければ幸いであります。
平成十五年には、各地域ごとに「名張市自主防災マップ保存版(錦生地区)」を作成し、各家庭へ配布をさせていただきました。防災マップには、避難所である錦生小学校や水防法による浸水想定区域等が地図に描かれ、災害に関する心得や災害時に役立つ伝言ダイヤルや関係機関の連絡先等の必要事項が掲載されています。もし紛失された方は、市危機管理室までお問合せください。
災害はいつやってくるかわかりません、各家庭において日頃からの備えを十分おこなっていただきますとともに今後とも名張市の防災活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。
錦生地区防災訓練   (環境保全部会)
 
本年度の防災訓練は阪神.淡路大震災記念館と防災未来センターを見学し、防災への備えを勉強することとなっていましたが、予定通り八月二十七日に二十六名の参加を頂き無事行事を終了できました。参加者ならびに計画をされた方々、大変お疲れ様でした。
平成七年一月十七日未明に起きた別名「阪神大震災」と呼ばれるこの地震から今年はまる十年、名張市でも震度四を記録した大地震でまだ鮮明に記憶が残っていることと思います。甚大な被害を被った神戸市では記念館と未来センターを建て、長く記録に残そうと努力されています。今回はこの二つの施設を訪ね、当地区防災の参考に役立てようと考えました。
悲惨な震災から十年、被災地区の方々は言語に絶するご苦労の末、今日の姿にまで復興されています。しかしながらまだ不十分なことも多く完全に立ち直るまで相当な時間と資金が必要と語られていました。
「災害は忘れた頃にやってくる」古くからの言い伝えです。今回の見学ではっきりしたことは@死傷者は全て地震による建物などの構築物破壊により発生している。A救助はすぐに来ない。B遠くの親戚に救助は期待できない。Cいざと言う時、先ず自分自身、次に家族そして御近所の順に安否を確認する。D非常時の水と塩と食料の確保、等等。そして、日頃から備えておくべきことと、災害に遭遇した場合、災害発生後はどうするかに分けて対応策を練る必要があります。また、災害は地震に限らないこと。さらには復興については資金手当てまで考えておくべきものです。
筆者自身も震災当日勤務先が大阪にあり、当時の生々しい状況を記憶しています。通常の通信手段と自動車輸送はまったく役に立たず、バイクと自転車による伝令のみが有効であったことを書き添えたいと思います。そして救助隊より先に到着したのは残念ながら泥棒であったと聞いています。災害時には、治安の悪化も覚悟しなければなりません。

  上三谷のお祭りをご紹介いたします