かのんのキョロキョロ日記

上野でござる三日間駆け回り編

 

 

 

 

2004.10.10・11・12

 

 

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今年は芭蕉生誕360年。

三重県上野市は・・・と申しますか三重県は芭蕉さんではちきれそうです。

もちろん三重県だけではなく、松尾芭蕉ゆかりの土地はどこも楽しいイベントがいっぱい。

 

俳句と書いてあればのぞいてみたい私が今回参加したのは、こんなイベント。

 

『世界俳諧フュージョン』です。

http://www.pref.mie.jp/BASHO/machi/event/2004090290.htm
 
二日目の谷川俊太郎氏の分と俳諧パフォーマンスの時間が重なってしまったのがちょっと
残念でしたが、それはあきらめて、まず初日は連句に初参加!連句にも海外の俳人の

皆さまがご参加です。(皆さま英語連句をなさるのです)
 
特別参加者:
 ウィリアム・J・ヒギンソン
 ペニー・ハーター
 ラファエル・デ・グルトラ 
 テリー・アン・カーター
 ディビッド・コブ
 パトシリア・ドネガン(慶応大学講師)  各氏

(本人ご都合により、資料より一部入れ替わりあり。)


私の参加の座は日本人のベテランの方ばかり。
すっかり甘えて勉強させていただきました。

 

  六人で巻きます

 

 

今回は半歌仙(つまりは18句で満尾)の予定だったのですが、なぜかわが葛の花の

座は半歌仙を二つ巻いてしまいました。

捌きのかたがとても楽しく進行していただき、座の楽しみを満喫しました。

連句は本当に座にいてこその楽しさなのかなと思いました。

 

 

その後、娘も参加して、ドナルド・キーン氏の公演。芭蕉の句の韻のお話であるとか

芭蕉の句は即興詩ではないというお話とか、これも面白く、なぜかひでこが

時折クスクス笑って聞いていました。

 

そして連句アニメーション『冬の日』上映、のち監督のトーク。

 

あとは連句『冬の日』と音楽とダンスのパフォーマンスと盛りだくさんで

何を書けばいいのかわからなくなってきましたが・・・(^^ゞ

まあ、夕方も遅くまで遊んでいた訳です

 

 

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               2004.10.13  Photo / 文 / 句: 坂石佳音




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