生活保護制度って何? 生活保護制度は、ピンチを救う最後の砦です。憲法にも規定されている「日本国民として健康で文化的な最低限度の生活」を営むために必要な生活費、その最低水準を保障するサービスです。生活保護は「国で定める最低生活費を下回る場合に、足りない部分について保障する」制度です。仕事の給与、年金、各種福祉手当、仕送などを合計して、なお最低生活費に満たない場合に、その足りない部分がお金(保護費)として支給されます。
 従って収入が最低生活費を超えるときは、生活保護は適用されません。
 また、世帯を単位として適用されますから、世帯全体の収入を合計して、最低生活費を上回るときは適用されません。借金がたくさんあって生活ができない、父親が酒ばかり飲んで家に金を入れないといったケースでは、保護は認められないことになります。この場合には自己破産や協議離婚など、別の方法で世帯への援助を図っていくことになります。
 生活保護には4つの原理があり、「補足性の原理」は生活保護は自分でできることはすべてやった上で、それでも生活の目処が立たないときに適用になります。
 原理は他に「国家責任」「無差別平等」「最低生活の保障」の3つありますが、申請の場面では、外国人以外はそれほど意識する必要はありません。これらは「保護の適用を行う側=役所」に課せられた条件だからです。一方、「補足性の原理」だけは保護を受ける人に対して課せられた条件です。

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