画像写ってますねっ♪
2000年11月秋 冷たい空気というより冷気が街を漂うさむい朝だった。空は暗く、日光は遮られ今にも雨が降りそうな雲がつつみこむ。 私達は白い息を吐きながら、昔の文芸学部校舎の隣の運動場に集まっていた。 私は前日、友達の家に泊まり(遅くまでサッカーゲームに勤しみ)その友達を引っ張り出して、朝マック後グラウンドに集まっていた。 「チーム奈良公園、第○試合。昼からですので、始まる前には集まっていてください」 昼まで私達は学園祭の文芸学部の焼き芋屋の芋をほうばったり、ミス近大のイベントを見ながら過ごした。 しかし、直前になってソフトボールのメンバーが思うように揃わず、キャプテン朝日を始めみんながメンバー集めに走ることになって しまい、さらに試合直前で大東がチームを離れたりして、キャプテンが「筋が通ってない」とキレて、ぎりぎりのメンバー集めをしていたチームに 緊迫な雰囲気がたちこめた。 焦った.... もう試合を放棄するまで考えたが、結局、なんとか直前で当初のメンバーからガラリと変わるメンバーが揃い、試合が始まった。 初回エース朝日とオカボーのバッテリーがぴしゃりと零点でおさえ、さらにその裏の攻撃で三点を先制した。 「勝てるかも」 向うは本気で集まったツワモノチーム、一方こちらは、ただ単にソフトがしたくて出た寄せ集めチーム。勝つことよりも良い試合ができればと 思っていた。しかし、初回の好投で、私達に勝てるという希望が現れたのだ。 オカボーのテンションが相手チームを圧倒させ、ムードは絶好調になる。相手チームは確実に焦っていた。なにしろ優勝を狙っているのだ。 しかし、その焦りにつけこむことができなかった。エースが2回以降猛攻を受け、さらにうちのチーム唯一の野球部の4番のコダニ の不振で、投打ともに、思うように噛み合わず、結局一回線で負けてしまった。 今年、最後の秋がやってくる、「チーム奈良公園」は今年の学園祭で復活するのか。ソフト大会は開かれるのか。 せめて、一回線は突破したい。もしあるのならリベンジのために集まろう。そのためならば私は練習でも肉体改造でもするつもりだ。 |
〜おまけ〜
ぷちバーベキュー写真館
「あっ!!乞食です。ルンペンです!川原で、チャック全開で寝ています。」
「川きれいでしょう。すきとおっていますね。ああ、涼しい〜。」
「ズっで〜ん!!こけてます。座ってるんじゃないよ。」