直線上に配置

咲き競う花たち

アケビの花
なんとなくやさしい香りがするので見回すと、頭の上のほうにアケビが咲いている。右の花のようにもう小さなアケビの房の形をしためしべもある。小鳥が運んできたサンショに、また小鳥が運んできたアケビが絡まって咲いている。邪魔になるまでほってあるので、香って注目を引いたのだろう。
スノーフレーク
これもほおりっぱなしで、勝手に咲いて勝手にしぼんでゆく。切花にも向かないが、日持ちの悪い花ながら数本花瓶に挿したときだけ、清楚な感じがする。それを見てほしがる人がいたのであげたのが、そこのおうちの庭ではびこっていて、やはり関心ももたれてないように見受けられる。

フレーム
プルケラリア
やさしくひっそりと咲いている。植え替えてやろうと思いながら、つい忘れているといつの間にか控えめに咲いている。この季節の花は、あまりにもたくさん咲くので、遠慮がちな花はつい忘れられてしまう。ワスレナグサなんかも、そのときだけあの花の色に目が引かれる。忘れないでというメッセージは、「花の命は短くて、悲しきことのみ多かりき」につながってゆくのだろうか。
クレマチス
五色混合のような説明だったが、二種類の株が五本送られてきていたらしい。あの照り輝く紫のエキゾチックな花を期待していたが、白とピンクのぼかしのような二種類が咲いてきた。じっと見ると、華やかさがあってやはりいい花だと思う。