ブラジル見聞録   珍しかった生き物たち
 木にできる綿。黒い手投げ弾のような実が弾けると、中から綿が出てくる。若い木には幹にとげがある。街路樹に植えられて大きくなったものもあったが、この綿の繊維が下に実を付けて飛び散るのが迷惑なので、枯らしていた。 カシュウナッツ。ひとつのみに勾玉のような種が一個しか取れない。朝市などで売られていた。
 上の右 ベレンにジャングルの一部を残した公園があり、デンキウナギやアマゾンのジュゴンなど珍しい動物が飼われていた。その檻の中ではなく、通行人の触れるくらいなところにナマケモノがぶら下がったいた。
  ムラサキイッペーの木。現地ではタヒボと言い、日本でも癌の薬として注目されている。大木だが、幹の周りを削られている。内皮が貴重な薬で、現地人が削りに来るので金網で囲ってある。
  キャッサバ。木の根っこの髄を削りだして食料にする。主食で米と同じくらい食べられている。日本のクズのようなものらしい。これを加工して米粒のょうにして豆のスープをかけるとなかなか美味しい
マカデミアンナッツの木
花も咲いているが、実もついている
マカデミアンナッツの実 
とても硬くてかなづちでないと割れない。