錦生地域づくりだより第4号
ご 挨 拶
錦生区長会幹事 福地
さる四月二日に開催の錦生区長会において、役員選考委員から推挙され区長幹事をお引き受け致しました。もとより浅学非才の身でございます。各区の区長様には勿論、錦生地域のみなさま方、全員のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
このところ、行政は、国、地方を問わず、地元のことは地元にと、あらゆることを地域に委譲してきています。
ご存知のように、名張市においても例外ではありません。いままでは、地域のことは、行政がみるというのが当然の考えでしたが「ゆめづくり地域予算制度」の施行により、住民への負荷が大きくなりました。
本当の自治振興や、先輩住民から受けついた地域文化や良い伝統を護り伝えていくには、もはや行政に頼ることは出来なくなりました。そうするためには地域住民のみなさま方のお力が、いっそう必要となってまいりました。
由緒ある文化や伝統を後世に伝えながら、新しい近代的な住みよい錦生づくりのため努力したいと思います。
みなさま方のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
平成16年度区長が決まりました
地 区 名 | 氏 名 | 備 考 |
黒 田 | 山口 勝也 | |
結 馬 | 今西 久勝 | |
井 手 | 福本 房生 | 会計 |
坂 之 下 | 福地 隆 | 区長幹事 |
谷 出 | 井上 利夫 | |
四季ヶ丘 | 木 英之 | |
小 屋 出 | 田中 勝 | |
鹿 高 | 吉本 善信 | |
矢 川 | 井上 政征 | |
上 三 谷 | 谷川 健 | |
竜 口 | 谷川 正行 | 副幹事 |
不法投棄除去作業のお礼と報告
不法ごみ除去作業をさる3月7日実施致しました。
多くのボランテアにご参加頂き有難うございました。
当日は鹿高1号線(市道鹿高1号線)沿い並びに県道都祁名張線(坂之下地区内)を同時進行で行いました。
鹿高1号線は約70名と坂之下地区は約35名と多くの方々にご参加いただき午前中に終了することができました有難うございます。
除去ゴミは両地区合わせて5930Kg(約6t)を除去して頂きました。 昨年度は13dです、本年度は約7d減となり年々減少しております。
不法投棄をなくすため本年度も実施を予定致しております。
皆様の変わらぬ ご協力を今後ともお願い致します。
まちづくり支援室の紹介
『地域福祉計画・地域福祉活動計画』
現在、名張市と名張市社会福祉協議会では地域福祉推進のため「地域福祉計画」と「地域福祉活動計画」の策定に向けて取り組まれています。この計画は、少子高齢化がますます進んでいく中、市民の皆さんと共に自分たちのまちにふさわしい福祉はどうあるべきかを考え、地域で共に生きる社会づくりを目指すものです。そこで、地域ごとに懇談会を開催し、地域で困っていることや不安なことなどの課題や福祉のまちづくりについてのアイデアを出していただきます。
地域づくり委員会福祉厚生部会員を中心に各階各層より地域の方々にご参加いただき、懇談会を開催しています。
懇談会は全3回で、次回で最終回となりますメンバーの方は是非ご出席下さい。
開 催 日:5月29日(土)午後7時半予定
開催場所:錦生公民館 研修室
通学路の安全にダートパイプを設置
通学路でもある国道165号のガードレール設置が四季が丘入口から坂之下歩道橋までの区間が整備されました。
16年度以降も継続した事業の実施を三重県に働きかけます。
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整備前 | 整備後 |
地産地消
テレビのCMなどで‘スローフード’という言葉を聞かれたことがありますか?
イタリアで生まれた言葉で、全世界で約7万人のスローフード協会会員がいます。協会の活動内容は「消えゆく恐れのある食材や料理・食品・ワイン(酒)を守る」「質の良い素材を提供する小生産者を守る」「子どもたちを含め、消費者に味の教育を進める」というもので、スローフード運動は全世界に広がっています。
地産地消〔ちさんちしょう〕とは、地域生産地域消費の略語で、地域で消費する〔使う〕ものは地域で作るという意味合いで「地元で取れた農作物を地元で食べよう」という取組みのことです。生産者と消費者のつながりが深まり、地域のネットワークづくりにもつながっていきます。
現在、錦生小学校では、地元の新鮮な野菜を取り入れた学校給食を実施されています。昨年7月には朝日新聞に連載の「吉原ひろこの学校給食たべ歩記(あるき)」の取材のために、料理・食育研究家の「吉原ひろこ」さんが来校され、6年生児童・給食調理員さんと、給食に関する話等を交えながら地元野菜を使用した給食を一緒に食べていただいたそうです。錦生小学校での地産地消の取組みは、安全・安心・新鮮・おいしいなどのメリットがあり、健康的で環境にもやさしい生活へとつながっている以外にも、自分の住んでいる地域の再認識・再発見にも大いに役立っているそうです。最近、ファーストフード・ジャンクフード等の偏食による若者の味覚障害が叫ばれるなど‘食’を取り巻く環境が悪化し、自然の恵みや四季折々の旬な素材(野菜や果物等)の意識が次第に薄くなってきている昨今、このように地元の新鮮な野菜を利用しておいしく給食をいただくことが出来るのは、地域の人々・関係者の協力を得て成り立っているものだと改めて感じました。
新鮮なおいしい地元野菜を使用した学校給食の試食会を行います。
開催日:平成16年6月1日(火) 問合先:錦生小学校 電話63−1805
シリーズ・・・錦生の人
古木の収集・彫刻の 吉田 公大 さん (69才)