
9月17日 |
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今日はとうとう出発です。 でも昨日から、関西空港に近い友達の家に泊まっていました。 ああ、やっと出発です。ずっと中国には行きたかったからね。この日のためにいろいろ準備してきました。 まず、片道の航空券(中国国際航空、上海行き)と中国ビザ(1ヶ月)。 片道というのがなんとなく悲愴な響きがしますが・・・。 そして、実際に持っていくものもほとんど新しく買い揃えました。 バックパック(35L)、シューズ、洗剤、洗面用具、お薬、etc・・・そしてさらに着ていくジーパンですら新調しました。 この時点で、えらくお金を使ってますが・・・まあ、気にしない(笑) そして空港に向かう。当然誰も見送りなんか来ない(泣)、ちょっとへこむ。 しかし、出発からいきなり大変だった。 空港には出発時刻の2時間くらい前に着いたが、チェックインした後、ちょっと暇すぎて友達に電話したり、喫茶店でぼぉ〜としていたら、のんびりしすぎて何時の間にか出発時間の20分前!! ぎゃ〜わし何やってんね〜ん! 大急ぎで搭乗ゲートに向かう。 そして何とかぎりぎりで飛行機に乗る。走りどおしなのでめちゃ疲れた。もう関西空港広すぎ。 う〜ん、いきなりこれではこの先どうなる事かとちょっと不安・・・。 出発後2時間くらいで上海虹橋空港に到着。現地時刻 19:00。日本とは約一時間の時差。 そしてホテル探しなのだが、ホテルはガイドブックに載っている、揚子飯店に決定。 タクシー(54元)で揚子飯店に向かい、3泊の予定でチェックイン。 ここは3つ星(中国のホテルのランクは1〜5等級あり、5つ星が最高)で、シングル3泊で約750元だった。 中国のホテルには初めて泊まるので、どのくらいのランクがいいかわからなかったので、とりあえず真ん中くらいのランクにしました。 そしていざ部屋に。 おおっ〜、なかなか綺麗だぞ。エアコンも効いてるし、ユニットバスもある。ベッドもふかふか〜。 でも、ちょっとお金使いすぎかなぁ、でも最初だからいいか〜(爆) その後、ホテルのレストランで夕食を食べ、疲れたのですぐ寝ました。 ちなみに上海、北京、武漢のほとんどのタクシーにはメーターがついており、ぼられる心配はなかった。 出発前、中国ではぼられると聞いていたので、値段交渉とかめちゃ心配だったのに・・・。 |
9月18日 |
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8:00起床。 今日は上海雑技団のチケットと次の目的地である武昌へ行く列車のチケットを予約しに行くのだ。 まず上海雑技団の方から行く。ホテルから3kmくらい歩いてチケット売場(どこかの高級ホテルの中)へ行ったが、詳しい場所がわからず、1時間くらい迷ってようやく到着。ここで、9/19の1番いい席(60元)を買う。 その後、この近くで昼食をとるが、メニューの内容がわからない。昨日もそうだったが、メニューには漢字ばかりで書かれており、サンプルもないので一目見ただけではどういう料理かさっぱりわからない。かろうじて、肉料理か魚料理かわかる程度だった。これは中国に滞在している間、ずっと悩んだ問題だった。 しかたなくちょっと冒険するつもりで海鮮料理を頼んだら、大失敗だった。まずいというより魚(何の魚か不明)の骨が多すぎて・・・。44元でした。 その後、武昌行きの列車のチケットを買いに現地の旅行代理店に行く。 今回、行き先としては、最終的には北京に行くのだが、その間は何処行こうか悩んでいた。はじめ西安に行こうかと思ったが、ちょっと歴史的にも興味があり、また長江も見たかったので武漢に行く事にした。ちなみに武漢とは漢口、武昌、漢陽の3つの地区からなるこの地方の総称です。 ここで、21日発の武昌行き(軟臥、430元)を買う。が、ここで、大きなミスをおかす。 実は21日発ではなく、20日発を買わなければならなかった〜!!(ホテル滞在は20日まで) 間違えて21日発を買ってしまったー! ぎゃー、わし何とち狂ってんね〜ん!! もうボケボケ・・・。 急いで戻り、出発日変更を求めたが、「だめだ」の1点張り。あぁ・・・しかたない・・・。 あう、上海にもう一泊するはめに・・・・・。もう私自身のボケ加減にかなりへこむ。 その後、ホテルに帰ったが、疲れてたせいか(精神的にも・・・)、眠ってしまった。 起きたら19:00、ちょうどよかったので夕食に出た。 今日は、長安餃子楼(餃子の専門店らしい)に行く。 ここで、14種の餃子と麻婆豆腐とビールのセットを注文(70元)。いろんな形の餃子がでてきて、結構おいしかった。 そしてホテルに戻り、寝た。 ちなみに、中国の人の食べ方は汚い! テーブルには食い散らかした跡で一杯だった。店員も大変そう・・・。 |
9月19日 |
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9:00起床。 今日は、夜に上海雑技団を見に行くので午前〜昼間はひまです。 だから、外灘(バンドと読む)に行った。もちろん歩きで(約2km)。 外灘とは昔、上海にあった各国の租界だった所です。 本来なら夜に行くべきなのだが(ライトアップされるから)、しかたない。 外灘はさすが名所だけあって、風景が綺麗だ〜。しかも、この辺りの建物は欧米風な古い建物も多く、中国らしくない雰囲気を醸しだしていた。 でも、ここに隣接している黄浦江という川はめちゃ汚い・・・ゴミ浮きまくり。 その後、この近くで昼食(麺とコーラ、20元)をとり、ホテルに戻りちょっとお昼寝。 そして、今日のメインイベントであり、上海に来た目的でもある上海雑技団を見に行く。 一応、座席は一番高い(といっても60元)なので、舞台の真ん前で見る事ができた。入ってる客を見ているとやはり外国人ばかり、欧米系、日本人、韓国人などがほとんど。やはり現地の人は見飽きたのだろうか・・・。 そして開幕。 はっきり言おう。とても人間技とは思えない! 時々お笑い系が入るが、ほとんど私には真似できない(当たり前)ものばかり。マジで面白かった! もう写真とりまくり。 約1時間30分くらいなのだが、まったく時間を感じさせなかった。もう無我夢中で見ていた。 いや〜これが60元で見れるとは・・・中国万歳! その後、マクドナルドで夕食(バーガのセット、16元)を食べ、ホテルに戻った。 でも上海雑技団の人達に体操とかさせたら、オリンピックで金メダルなんか余裕で取ってしまいそうな気がする・・・・。 |
9月20日 |
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今日は7:30に起きて、太極拳を見に近くにある人民公園に行く。しかし、公園の入り口で入場料(2元)取られた。おいおい、公園行くだけでお金取るの〜?。でも、太極拳を見に行くため、しかたない。 行ってみると、おお〜結構人がいますね〜。それもご老人ばかり。 でも、それぞれのグループにわかれているんだけど、何かグループごとにやっているものがちがうんですけど・・・・。 ダンスのようなものもあれば、ラジオ体操のようなものまで、バラエティに富んでいた。その中で太極拳らしいものを見つけたので、その後ろに行って写真を取り(断わりも無く・・・(汗))、ついでに見様見真似で一緒にやってしまいました。いや〜いい汗かいたわ〜。 その後、南京路(上海の繁華街)に出てぶらぶらし、昼食がてらケンタッキーに入った。 メニューを見て、日本と違うのかな〜と思ってみているとやはり多少違っていた。 フライドチキンは同じだけど、バーガーが違っていた。何かパインが入ってるものから、めちゃ辛そうなものなど、日本には無い(と思う・・・(汗))ものがありました。 そしてホテルに戻り、一休み(こればっかり)。 夕方頃に再び外に出て、今度はガイドブックに書いてある、インターネットカフェに行った。そろそろネットの禁断症状が・・・(笑) そしてネットしたが、これがまたとんでもなかった。 画面に出てくる文字は全て漢字で、日本のHPに書いてある日本語なんか無理矢理わけのわからない漢字フォントで表示されていた。どないせーちゅうねん!! それでもお金(1時間14元)がもったいないので、いろいろなサイトを眺めてたりした。読めないけどね・・・。 でもまあ、予想はしてたんですけどね・・・。 |
9月21日 |
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7:00起床。 今日は上海→武昌への移動日となる。 8:00にホテルをチェックアウトし、上海駅へと向かう。 そして、今日乗る列車である特快123次の軟臥車両に乗り込む。(9:21発) 軟臥は寝台でクッション付きのベッドの車両で、1番グレードが高い。その為、列車の旅自体は快適なのだが、武昌に着く時間がなんと、 20時間後!! もうとんでもない・・・ つまり、9/23の午前5時に(これもとんでもない)に武昌に着くのである。マジか? その為、今日はずっと列車の中です・・・・。 こんなに列車に乗るのは初めてなので、いい経験にはなったが・・・いかんせん暇で暇で・・・。 結局、列車の中では、本を読んだり、寝てたりして過ごした。 そして昼食は食堂車で麻婆豆腐とご飯(22元)を食べたが、あまりおいしくない・・・というよりはっきり言ってまずかった。何かしらんけど麻婆豆腐冷めてるし・・・何故? また夕食は、列車の中で売っていた弁当らしきもの(15元)を買って食べたが、何かおかずからすっごい臭い匂いがしてるんですけど・・・・例えようがない臭い匂い。あまりの匂いに食べる気が失せてあまり食べれませんでした。まわりの人はバクバク食べてましたが・・おい、臭くないのかよ! あと同室(軟臥は4人1部屋で区切られている)の人も、中国のおじさん達だったので、多少会話(もちろん筆談)をしたけど、ほとんど会話しませんでした。だって向こうで勝手に盛り上がってるし、何を話していいかわかんないし。 ある意味、精神修行のような1日でした。 ちなみに列車のトイレはあまりに汚くて、使う気がしなかった。 |
9月22日 |
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列車に揺られて20時間、午前5時30分にしてようやく武昌に着いた。 いや〜空がまだ暗いよ・・・。ちょっと呆然としてしまいました。 その後タクシーにて、ガイドブックを見て武昌に行く予定にしていたホテル、漢口飯店(3つ星)に向かった。が、行ってみるとなんと、そこは改装中で営業していなかった。しかたなく、その近くにある(200mくらい)、長江大飯店(3つ星)に行ってみるもここも閉まっていた。ちょっと途方にくれましたね、これは・・・。ひょっとして中国の陰謀か? とも思ってしまいました。 しかたないのでここから1.5kmくらい離れている循礼門飯店(3つ星)に行き、2泊(560元)でチェックインしてようやく落ち着く事ができた。歩いている間、荷物が重くて地獄だった。また、ホテルを探して歩いている時、やたらとしつこい客引きのタクシーのおっさんがついてきたが、もうしんどくて無視しまくった。だってタクシーで徐行してずっとついてくるし・・・怪しすぎるよ! この時はちょっと恐かった。 そして、ホテルで昼過ぎまで寝る。 その後、北京行きの列車のチケットを買いに現地の旅行代理店に行く。 ここで、24日発の北京西駅行き(硬臥、263元)を買う。今回も軟臥を買いたかったのだが(快適だったので・・・(汗))、無いと言われたのでしかたなく硬臥を買った。 そして、昼食に出かける。近くにチェーン店みたいな中華料理屋があったので、そこで麺と水餃子を食べる(10元)。 お腹もふくれて満足したので、長江に近い晴川閣に行く。 ここは明の時代に夏王朝を築いた「う(あてはまる漢字がない・・・)」という人を讃えるために建てられたものだ。建物自体は古く、中国的な趣きがあり良かったが、何よりも良かったのが晴川閣の上から眺める長江だった。ああ、悠久の時を感じる・・・。 そしてその後、さらに黄鶴楼に行く。 ここは江南三大名楼の一つで、すごい有名な名所らしく、結構外国人がいた。 ここの建物はすごい綺麗で、高い塔のような黄鶴楼はほんと中国的な建物でした。しかも、この楼の一番上(6階?)から眺める景色もほんと綺麗で武昌の町並みが一望できた。 ちなみにここで、初めて公衆便所に行ったが、聞いてたとおりホントにお金(0.5元)取るのね・・・・。 そしてホテルに帰り、夕食に行く。 パオズ(餃子みたいなもの?)で有名(らしい)な四季美湯包館で食べた。ここのパオズは本当においしい!しかも安い!私は30元くらいでたらふく食べれました。 でも、客がいっぱいで忙しいかもしれないが、店員の態度が悪かったけど・・・。 この後、タクシーでホテルに帰ったのだが、ここで事件発生。 なんと私の乗ったタクシーが道を横断しようとした自転車にぶつかったのだ。といってもスピードは全然でていなかったので、それほどでもないのですが。問題はその後だった。運転手は窓越しにその自転車の人にちょっと何か言ったあと、車を発車してしまった。しかも笑いながら。 おいおい!いいのかよ!そんなので!! きっとあの時言った言葉も、「大丈夫か、まあ運が悪かったな、ははは」程度の言葉だったのだろう・・・・。さすが中国・・・・。 でも、私もぶつかった時、思わず運転手と一緒に笑ってしまったが・・・・(爆) ちなみに、道を歩く中国の人って全然信号守りません・・・といか見てませんね(笑) どんな所からでも、平気で道を横断しようとします。たとえ、それが渋滞の元となっても・・・・。 そりゃ車とぶつかるだろうなぁ・・・・。 |
9月23日 |
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10:00起床。 お腹がへったので、ホテル前にあるチェーン店で昼食兼用のご飯を食べる(20元)。それにしても中国の料理って量が多いなぁ・・・。 中国に来てから、料理が多すぎてよく残します。もったいない・・・もったいないオバケが出てきそうだ。ちょっとローカルねた。 その後、武漢では有名(?)な東湖という湖の風景を見に行く。 う〜ん、いい眺め。湖の風景はなんだか落ち着きます。また、私の前では子供達が素っ裸で泳いでいてほほえましい。 ひたすらぼぉ〜っとしていたが、それにも飽きたので帰ってちょっと休憩。 その後、ホテル内の料理屋で夕食をとる。 ここのチンジャオロースは結構おししく、またその他の料理の値段も手頃なので満足しました(40元)。ちょっと贅沢かもしれませんが・・・。 ああ・・・だんだんこういう快適な環境に慣れてしまう・・・。 |
9月24日 |
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9:00起床。 今日は武昌→北京(北京西駅)への移動日となる。 しかし出発は18:53、でもホテルのチェックアウトは12:00、あいだの時間をどうしよう・・・・。観光する気にもならないし・・・。 というわけで、チェックアウトした後、ずっとロビーの喫茶店でコーヒー2杯で16:00ぐらいまでねばりにねばる事に・・・。ああ、なんというぐうたらな性格・・・・。 そして喫茶店を出て、武昌駅に向かう。 その後18:53発の快速K38の硬臥車両に乗る。 硬臥も軟臥と同じく寝台なのだが、グレードは一つ落ちて3段ベッドになっており、これが部屋で区切られてるわけでもなく車両の中にずらりと並べられている。そして各ベッドに寝るわけだが、これが狭くて狭くて。私は一番上のベッドなのだがまともに座る事ができなかった。 そして発車なのだが、武昌から北京西駅に着く時間が 12時間後!! つまり、9/25の午前7時くらいに着く。またとんでもないことだ・・・・。と言っても、前の20時間に比べたらまだましだけどね。 それでもちょっと辛かった。結局すぐ寝る事に・・・・。ちなみに夕食は買い込んでおいたお菓子ですませました。 今回の列車で、寝台列車のグレードは全て体験しました。硬臥も一応ベッドはクッション付で(軟臥ほどではないけど)、思ってたよりも苦しくなかった。でもエアコンが効きすぎで、寒くて寒くて・・・。なにせ、その時半袖でしたので・・・。ちなみに、同じ車両に乗っていた人達はちゃっかり長袖やトレーナーを着ていた。ううっ、みんな知っていたの?ひょっとしてこれも中国の陰謀?(笑) これが次の日にひびく事になる・・・・・。 |
9月25日 |
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列車に揺られて12時間、午前7時に北京西駅に到着。 うっ、寒い! 北京はめちゃ寒い!武漢とはえらく気候が変わってるなぁ。そりゃ緯度的には日本の東北か北海道に位置するからねぇ。 まあ、でも列車の中でも寒かったけどね。 駅を出てタクシーをひろい、北京で予定していたホテル、崇文門飯店(3つ星)に向かい、2泊(800元)でチェックインする。 しかしここに着いてすぐに、列車でのエアコンの効きすぎがたたって、風邪をひいてしまった!! おかげで何も出来ず、夕方くらいまでずっと寝ていた。 その後も体調が戻らないがお腹がへったので、近くにある便宜坊という北京ダック専門店に行く。 「うっ!」 ここで私ははじめて北京ダックというものを食べたが、噂どおりこれがまたうまい!! いやマジで。 なんか餃子の皮みたいなもので包んで食べたがホントにおいしい!あの北京ダックの皮の油っこさがなんともいえない。 しかも値段も安い(半匹69元、といっても北京ダックを日本で食べた事ないから相場がわからないけどね)。思う存分食べ満足しました。 そしてホテルに帰るが、体調はあいかわらず悪いのでそのまま寝る事にした。 |
9月26日 |
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9:00起床。 あいかわらず体調が悪い。しかも、夜中に咳ばかりしていたので全然眠れなかった。 日本から持ってきた風邪薬を飲むもいっこうに効果なし・・・何故? あ〜だめだ、こんな事ではだめだめ。 という事で、昨日よりは体調はましになっている(気のせいかも・・・)と思い、今日は北京で絶対行かなくてはいけない所、天安門と故宮に行く事にした。ホテルから近い(といっても2kmくらい)んだけど、タクシーで行く。ああ、無駄遣い・・・でもしんどいから。 天安門広場に着く。 おおっ、これが一時期超有名になった所かぁ。う〜ん、前門(広場の入り口にあたる)はすごいし、すごく広い広場(の中にいろいろ建物もある)だ。ホント広い。故宮も広いと聞くが・・・。ここの敷地面積ももの凄くあるよなぁ・・・。前門から天安門まで行くのにえらい時間がかかった。 そして天安門に着く。 う〜ん、TVで見るようにあの人の絵が飾ってある。建物自体もなかなかでかい! ほんとでかい。カメラに入りきらなかった。 天安門は上に登れるんだけど、後で行く事にして(気分で・・・)、故宮に向かう。 故宮の入場券(30元)を払い、先に進む。 うぉ〜中国だ〜。中国って感じがする建物ばかりだ。どの建物も綺麗で、すごく荘厳な感じがします。ああ、ここが映画「ラストエンペラー」の舞台になった所かぁ。しかも、聞いていたとおり広い! めちゃめちゃ広い。結局私は中央部(西、東、中央とあるみたい)をまっすぐ進んだだけで帰りましたが、他の部分も見ようとすれば1日で足りるのか?と思わざるをえないくらい広い。さずが中国! 天安門広場もそうだけど、土地ありまくり。いいなぁ・・・。 あと、中央部が一番整備されていて石畳とかも綺麗なのだが、ちょっとはずれると全然整備されていなかった。草もぼうぼうで、石畳もでこぼこ。そりゃそうだろうな〜。こんな広い所を全部維持するのは無理だよなぁ。でもこういう、はずれた所のほうが歴史を感じる気がした。特に石畳なんか、整備されてない所なんかホントでこぼこで歩きにくいのだが、このへこみ1つ1つに何か歴史を感じる。長い長い時の流れを感じる・・・・。ある意味、こういう所のほうが観光客がよく通る所より歴史の趣きがあって良かった。 その後再び天安門に戻り、天安門に登ってみることにした。天安門に登るには入場券がいるらしく、それを買って(15元)、さて入り口から入ろうとしたら、いきなり係員に止められた。何事かと思うと、どうも荷物を持って入ってはいけないらしい。この時、私はウエストポーチを持っていたのだが、ではどうすればいいのかと思うと、近くに預ける場所があったのでそこで荷物を預ける(1元)。おい、お金取るのかよ・・・なんとまあしっかりしてらっしゃる。 そして登ってみる。おおっ、天安門広場が一望できてすごい。なんか気持ちいい。でもこの付近を直立不動の形で立っている私服警官みたいなのがめちゃ恐いんですけど・・・。だって、ちょっと立入禁止(らしき)の所に入ったらすごい剣幕で怒ってくるもの。わざとじゃないのに・・・。顔つきも何かすごい厳しいし、いつも細目で睨んでるみたい。 一通り見たので、いったんホテルに帰る。そして今度は明日帰国するための航空券を買いに、日航のオフィスに行く。そして航空券を買った後、友誼商店に行きいろいろおみやげを買っていく。ちなみに友誼商店とはおみやげ専門のデパートの事で中国各地に存在する。 そし後夕食はまたもや便宜坊へ北京ダックを食べに行った。だってめちゃおいしいし〜。う〜ん、やみつきになりそう。 そして、明日の帰国にそなえて寝る事にした。 |
9月27日 |
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8:30起床。 今日は帰国です。ああ、ついに中国とお別れか・・・。そう思うと朝っぱらから悲しくなってきた。 起きた後、ホテルの中で朝食をとる。そして、いろいろ準備をした後、10:30にチェックアウト。 航空券は13:50発なのだが、私は心配性で、また北京市内から空港まで遠いみたいだったし早めに空港に行く事にした。タクシーをひろって空港に向かう(100元くらい)。外を見ると雨。う〜ん、ちょっと憂鬱。でも昨日じゃなくてよかった。昨日だったらえらい事だった。しかも空港までの道はめちゃ渋滞していてなかなか進まなかった。 そして11:45ごろに空港に着き、チェックインする。 しかし、ここの空港使用料(90元)は高いなぁ・・・・(あくまで中国の物価からみて)。中国の人ってこんなの払えるのかなぁ・・・。 そして、財布の中を見ると、300元くらい残っていたので、両替せずに使いきる事にした。そこで免税店へ行き、さらにこまごました物を買う。その後、まだ搭乗時間まで余裕があったので、空港内の喫茶店に行き、コーヒーを注文して待つ事にした。しかし、ここのコーヒーもえらく高く、1杯30元! 街中で売ってるペットボトルのジュースなんか4元くらいなのに・・・。 そして、飛行機に乗り込み、出発。 窓の外から見える北京の風景にちょっと切なくなってきました。 思えばこの10日間、いろいろ大変な事もあった。 特に言葉の問題がやはり大きかった。最初は筆談でなんとかなると思っていたけど、結構苦労した。口頭ではもちろんほとんどわからなかったけど、筆談でもわからない事が多かった。特に日本の言葉と中国の言葉の意味が全然違う場合がある。例えば日本の「手紙」という漢字は、中国では「トイレットペーパー」を意味する。わからんわなぁ、それは。また、むこうの漢字は略字であり、紙に書かれても日本の漢字と違うのでこれもわからなかった。最終的にはボディランゲージが役に立った。う〜ん、もうちょっと中国語を勉強せねば・・・。ちなみに向こうでよく使った中国語は「多少銭?」(いくらですか?)という言葉でした。う〜ん、これが良く使った言葉だとは・・・ちょっと複雑な気持ち・・・。 あと病気に関しては、最初心配していた下痢は全然ならなかった。あんなにお薬持っていったのに・・・まあ私の胃腸が丈夫だったのかな。でも、風邪はひいてしまったけどね・・・・。 それでも、本当おもしろかった。また中国に来たいと思った。 バイバイ、中国。 |