わたしたち「ホット　ポイズン」は、「自分たちが住むこの名張を、少しでも、自分たち若い世代が住んで楽しい街にしたい」、そんな思いで活動をしている二十代から三十代の市民活動グループです。
　「若者が定着するまちづくり」と言われて久しいわけですが、わたしたち若い世代の思い、ニーズにあったまちづくりが十分に進んできたことは、言えないと感じています。それは、行政において若い世代のニーズが的確に捉えられてこなかったことと、同時に、わたしたち若い世代がしっかりと声を上げてこなかったこにもあると考えています。
　住民自らが問題意識を持ち、行政と連携しながら、自らが行動を起こしていく今日、わたしたちも、自分たちの思いを、自ら表現し、そして、その実現に向けて、様々な活動を行っています。
　今、わたしたちが取り組んでいることは、「BMX」、「スケボー」、「ダンス」、「バンド」といったいわゆるストリート系と活動の、練習や表現の場所をつくろうとしていることです。これらの活動は、今、同世代に、一番共感を持ってもらえるものの代表と感じていますが、一方では、一定の条件を満たしながら、なおかつ、個人では得難い広い面積や設備が必要となることや、一部の非常識な行動や無理解による偏見等により、その活動が十分にできない状況に陥っています。
そんな思いをまとめ、2005年9月に名張市長に活動場所の提供をお願いする要望書を提出しました。そして、要望した名張市総合体育館駐車場の一部を開放いただくなど支援いただいている状況です。こうしたことを踏まえ、「ホット　ポイズン」としては、より多くの市民に自分たちの活動を理解していただくために、また、それぞれのジャンルにおいて活動している若者の交流を広げるために今後も活動を活発化していたいと考えています。

NABARI street festa 2005にて