十泊のハワイ

         旅 程    2003.5.28〜2003.6.8
         飛行機    日本航空   出国JL087  帰国 LJ077
         宿泊先    444 NAHUA STREET CONDO
         クルマ    DOLLAR RENT A CAR



一日目
 関空離陸後、期待の飲み物サービスが始まったと思ったら「乱気流のため席に着いてください」のアナウンスで中断(少しゆれた)機長が高度を上げて安定するまで一時間強のお預けを食らった、再開後ビール、ワインと食事を済ませて一眠り、朝食を済ませてしばらくしたらハワイ到着である。無事着陸してウィキ・ウィキバスに乗り入国審査へ途中SARSの注意書き(韓国、中国、ベトナム、日本、米国語で十日間の健康自己管理をするようにと書いてある)をもらって審査ブースの先頭で全然待たずに審査、女性の審査官は「サイトスィーイング」「イレブンデイズ」と言わせる傾向にある、入国後ダラー・レンタカーのバスを待つが来ない他社のバスが何台も行ってしまった数分待ってクルマのチェックアウト後赤いフォードのネオンに乗ってホノルルに向かった。
 昼食はアロハタワー・マーケットでフラショーを見た後ベリンダス・アロハ・キッチンでハンバーガーを食べた、アロハタワーに上ってホノルル、ダウンタウン、ホノルル港を眺めたがこの建物が私が生まれる二十年前の物であるとは驚きである。
 444 NAHUAに着いたがコンドミニアムなのでフロントが無い一階フロアーは管理人のデスクがあるが誰もいない、セキュリティーで中に入れない如何したものか考えていると集合郵便箱に何か物を入れている人がデスクの電話で管理事務所に連絡をしなさいと番号(#1409)を教えてくれた。私は聞いていない番号をなぜこの人が知っているのか不思議だったが「サンキュー」で無事部屋に到着十七階のアラワイ通り側の端部屋であった。眺めが最高であるアラワイゴルフ場が一望でき、ダイヤモンドヘッドの尻尾(?)が見える。一休みしてキング通りのスターマーケット・ロングスドラッグスに今後の生活必需品と食材を買出しに行く。



二日目
  ノースショア → DOLEプランテーション → ワイメア・バレー → ポリネシアン・センター

                                  
ノースショア



ノースショア・ハレイワの町入り口看板










                                  
Doleプランテーション



パイナップル畑のDOLE PLANTATION
世界一の迷路が有る パイナップルジュースが美味しかった









                       
ワイメア・バレー



滝壺へのダイブ、感動ものである










                       
ポリネシアン・センター


Samoa Island     Fiji Island


素手で椰子の木にスルスルと登った

                  フィジーの藁葺き神殿













三日目
 今日は車に乗らず無にもしないでホノルル散策で過ごすことにする
 ・朝起きてアラワイ運河の岸辺を散歩
 ・ラナイから外を眺めながらモーニング・コーヒーと朝食
 ・ホノルル全日空ビルにハワイ島ツアー申し込み
 ・ポリネシアン・センターの再入場の電話申し込み
 ・ホノルル散策
以上の行動だけで休養日







四日目
 Return for Free Within Three Days.
 上記の文面がポリネシアン・センターの案内書にあった、よく見ると三日以内個人エントリーに限るとあった、実は前々日時間切れで三つのブースしか見学出来なかった、一人三十ドルも払って二時間ほどしか居られなかった再入場絶対に行くぞと嫁さんがうるさい、ならば(前日に再入場の予約電話をした)行くかでカヌーページェントを目的に出発。
 先日はノースショア廻りだったけどルート63〜ルート83経由だとホノルルから一時間弱で行けます。















五日目

 安さが魅力のアロハ・スタジアムのスワップミートに行った、入場料を一ドル払って隣接の駐車場に車を止め今回は私の帽子とTシャツ、嫁さんのサンダルとバスタオルそれに孫のベビー服を購入した。
 往きにH−1フリーウェイの降り口をミスしてひとつ向こうまで(三マイル程)行ってしまった、大体地図が頭にあるし住宅地の町並みを通行して見たかったのでフリーウェイを引き返すのを止め大体の方角を決めて風景を楽しみながら車を走らせていたら前方にアロハスタジアムの大屋根が見えてきたのには我ながら驚いた。
 帰りにダウンタウン近くのファーストフードJACK IN THE BOXでモンスタータコス一人前と飲み物二人分を頼んだ、昼食、支払い合計が六ドル一セント安いのに驚く。店内に日本人客は居なかった。
 隣のガソリンスタンドでセルフ給油をして、TIMES SUPER MARKETで買い物をして帰った。
 夕方まで時間があったのでWaikikiの浜辺を二人でブラブラした。



六日目
 本日も七時起床アラワイ河畔をのんびり散歩、ジョギングの人、ウォーキングの人、運河にはカヌーの人、漕艇の数人の人、岸辺には魚が泳ぎ、小鳥の鳴き声で気分爽快である。
 朝食後十時過ぎに私の大好きなカハラ・モールへ目的は無く珍しいもの散策に行く。ダイヤモンド・ヘッドを一周するルートをとり途中カハラの高級住宅街を通り「わぁーすごいなこの家」と言いながら到着。ここはゆったり、のんびりしている今回もカントゥリー・カフェでプレートランチを食べた、Macy’s、longs Drugs、Star Markets、Books、Apparel、Jewelry、Shose等の店を見てまわる。
 歩き疲れたので夕食はインターナショナル・マーケット・プレイスの中華料理で済ませた。ビールを飲んで二人で二十ドルいらない非常に安い、少し治安的に不安を感じていたが夕方なら大丈夫だし慣れればそれほどでもなさそうだ。



七日目
 今日は四時半に起きたBig Island Tourに参加のためだ、六時半ホノルル空港に到着、説明によると八時十分のアロハ航空で九時にはヒロ空港着である。起床後四時間半経過、東京から広島まで行ける時間だ・・・考えますね?
 
旅程
ヒロ空港 → バニヤンロードのコナコーヒー店 → レインボウ・フォールズ → ヒロ市街 → 溶岩で覆われた町カラパナ → ナニ・マウ・ガーデン(昼食) → キラウエア火山 → サーストン・ラバー・チューブ → ヒロ・ハッティ → ヒロ空港




アロハ航空、ホノルルとヒロ空港を五十分で飛ぶ、定時ならばの話。







 
・バニヤンロードのコナコーヒー
 コナコーヒーは今度コナに行った時に買うぞ、今日は試供品(美味い)で済ます、バニヤンロードは有名人の植樹したバニヤントゥリーが有るベーブルースのバニヤントゥリーを写真に。

 
・レインボウ・フォールズ
 ヒロの町は雨が多いので晴れたら虹が多く見られる、本日は晴れだが虹は無く普通の滝であった、残念。

 
・ヒロ市街
 ダウンタウンの古びた町並みを散策したかったがバスで通過のみまたもや残念。

 
・溶岩に食べられた町カラパナ
 真っ黒な溶岩がキラウエア火山の噴火口から海岸まで広大な台地を覆っているこの下に町があったなんて自然の力すごい。




・ナニ・マウ・ガーデン

 広大な植物園であるここで昼食、バイキンクで日本人向けメニューだがチョットいただけない、ビール五ドルも高い。昼食後時間が無くごく一部しか見学できない、ツアーはだめだ。

 
キラウエア火山
 本ツアーのメインであるが山頂に近づくにつれ雨模様で残念である。この地は晴れているの時が少ないそうだ。小雨模様の中火口を覗き硫黄の匂いでむせてバスに戻った。















 
サーストン・ラバーチューブ
 溶岩に二種類有ってパホエホエという滑らかなものが流れも早くガスが多いので冷めてガスが抜けた後高大なトンネルとなって残ったものである。廻りに巨大な羊歯が生長しておりジュラシックパークみたいであった。
















八日目
 ^部屋のエアコンが故障した、電話交渉したら新品に取り替えてくれた。湿度が少なくさらっとした暑さなので風呂上り以外はエアコン無しでも過ごせるが無いとなると不安である、文明生活に犯されているのかな。
 昨日の疲れとエアコンの故障で本日はどこも行かずコンドミニアム生活をすることに決めた。帰りの飛行機のリコンファームを電話でおこない、何もすることが無く部屋でのんびりしていたがBANK OF HAWAIIで貯金口座をつくることを思い出し行って見た、フロントに年配の女性案内人が居たので聞いてみると担当者に連絡して二階の奥の事務所に案内してくれた担当者は 追手 まちこ さんで商取引なのか聞かれ、いろいろ説明してくれた、結局Regular Savingsにした普通口座である開設は百ドル以上で三百ドル以上口座に無いと毎月四ドルの口座維持管理手数料を取られるとのこと、円高のときに振込みを行い手数料取られないようにしよう。








九日目

 チャイナタウンに行った、表通りから市場の中へ入った野菜、肉等食材が非常に安い、出来合い物の販売場所では通路にテーブルと椅子を置いて買ってすぐに食べられるようになって居た。衛生上好ましくないようであるが餃子が美味しかった。裏出口から出たら路地裏でまったくハワイでなく中国である、東洋人が三々五々集まって話していた。
 食堂に入ったら中年の日本婦人が話しかけてきた、「何で来たのか?」「車で」「私はバスでよく買い物に来ます、安いからね」とのこと、今はハワイ大学の近所に住んでおり昔はガイドをしていた、出身は鳥取県で年に一、二回帰国するとのこと。すごい食欲で三品ほどたいらげてさらに注文していました。ハワイの人はよく食べる。














十日目
 本バケーション最後のドライブ、Hanauma Bay〜Blowhole Lookout〜Rabbit Island〜Kailua Beach〜Nuuanu Pali Lookout〜Honolulu City




























 今日から三日間第二十四回まつりインハワイでカラカウア通りを中心にふるさとステージ、カーニバル、パレード、ハーフマラソン等が行われる、カメハメハ大王像の前でテントを張って巨大なレイを作っていたキング・カメハメハセレモニーでレイをかけるのである。 夕方からカラカウア通りが歩行者天国になり太鼓、盆踊り、チンドン屋と日本でも最近見られないものを堪能した。



十一日目
 モーニングコーヒーの後、荷造りと部屋の片付けオーナーに帰国の挨拶支払いは一昨日に済ませた。飛行機はJL077(十二時四十分発)十時過ぎにいつもと違いキーを部屋に置いたまま出発、途中ガソリンを満タンにして車をチェックイン、チャーターバスでJAL出発カウンターへセキュリティーチェックが厳しい時間がかかるし靴まで脱がされた、これで安全飛行が確保される辛抱だ。
 今回の車の総走行距離は352マイル(≒563キロ)使用ガソリン16.12ガロン(≒61リッター)、ガソリンは約62円/リッターである。
 生活費はロングス・ドラッグス約220ドル、スターマーケット約80ドル、ABCストアー約60ドル、その他約50ドルということにしておく。

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