【月見れば】よべのつき

二〇〇八年 喫茶『つぶやく堂』にて

 

 

 

 

 

 

 

やんま.さまのホームページつぶやく堂

インターネット世界の片隅をうろうろするわたしの一番落ち着く場所。

時折は勝手にお留守番もします。

きちんと留守番になっているのかは謎ですが。

いつもあそばせていただいております、この秋も。

ありがとうございます、やんま.さま、つぶやく堂のみなさま。

 

 

 

 

 

 

 

2008。8。31

 

本当は一人も出かける予定の無い珍しい日曜日だったはずが、

雨で順延になった試合のために出かける野球帽のために弁当を作る朝。
今日は八月朔日、もう月はお日さまにちょっと遅れて東に昇っている。

空を見る。
いいお天気だからシーツを洗おう。

そしてぱぱんと叩いて干そう。



八月や枕カバーのストライプ


秋晴の路地幾度目のじやんけんぽん



月に向かってじやんけんしてみようか。
一度ぐらいは勝てるだろうか。

明日よりはじめます、
やんま.さま、今年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。1

 

八月三十一日(旧暦:八月朔日)
月の出 午前六時前
月の入 午後六時半頃


新月やたましひきつと水のいろ


あそこで、そこで、ここで、 

「もうすぐ生まれに行くからね」と笑っている。

 

 

 

 

 

 

2008。9。2

 

九月一日(旧暦:八月二日)
月の出 午前六時半過
月の入 午後七時前


二日月きうと引き抜く草の茎


「手を切らなかった?」
「うん。」と答えてから開くてのひら。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。3

 

九月二日(旧暦:八月三日)
月の出 午前七時半過
月の入 午後七時半前


時計屋の親父の胡坐三日月


「をぢさん、もうしまひですか?」
「いや、まだいいよ」と眼窩に拡大鏡をつけたまま。
「をぢさん、ロボットみたいね、痛くない?」
はははと笑って人間に帰る小父さん。

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。4

 

 

九月三日(旧暦:八月四日)
月の出 午前八時半過
月の入 午後八時前


乱丁のうさぎの絵本四日月


四日の月はスマートで、

あまりにも繊細な三日月に比べてもバランスが良いのではないかと思う。
月の中でも一番好きな月だが、巷では三日月と呼ばれることが多い。

(それはそれで正しい呼び名です。)

乱丁は本が製本の段階のどこかで綴じ違えて

ページが狂ったりすること。
書棚に何冊かの乱丁ものがある。

買って帰ってから気付いたもの、

買う前にわかったもの、
その中でも「その絵本」は表紙と中身がまっさかさまという大胆な乱丁で、

書店で開いたときにびっくりした。
今はわたしの書架にいる、何食わぬ顔で。
わたしだけが知っている、

わたしだけの本。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。5

 

九月四日(旧暦:八月五日)
月の出 午前九時半過
月の入 午後八時半前


夕月や十五の髪のゆるらかに


長い髪のいいところは結んでしまえばなんとかなるところ。
困ることはやはり洗髪だろうか。
そしてあまりしっかり結び続けると

おでこが広くなるような気も・・・・。
それでも好きな長い髪。

娘は十三歳。
家ではしっかり末っ子をしていて、

精神年齢は自称五歳あたりにいることもあるそうで、
「でも学校ではちょっとお姉さんしてるの」とのこと。
クラブ活動を終えて友達と一緒に学校から帰ってくるポニーテールの影。
ねえ、お姉さん、

今は何歳?

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。6

 

九月五日(旧暦:八月六日)
月の出 午前十時半過
月の入 午後九時前


蟷螂の祈り紅緋の六日月


今年は雨だらけの雲だらけ。
昨夕ようやく月の顔を見ることが出来た。
川沿いの道を運転中、正面の雲が淡く光っていたので、

「あのあたりだな」と思いつつ走っていたら、突然雲が切れて月が。
急いで車を停めて月が隠れるまでの一瞬時、

それがこの秋初の月との逢瀬。

 

 

 

 

 

 

2008。9。7

 

九月六日(旧暦:八月七日)
月の出 正午前
月の入 午後九時半過


鳥籠のかすかな軋み宵の月


鳥は鳥目というけれど、部屋の中で飼われて灯に慣れた鳥はどうなのだろう。
ヒトのおやすみなさいにはまだまだ早い時刻にかけた覆いの中

なにやら聞こえるのでそっと覗いたら、

きっちり目の前にまんまるの眼と何か言いたそうな嘴があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。8

 

 

九月七日(旧暦:八月八日)
月の出 午後十二時半過
月の入 午後十時半前



そらいろの団体列車夕月夜


大阪の私鉄の始発駅で電車に乗ろうとしたら、

いくつか向こうのホームに小学生らしき団体が入ってきた。
並んで待つ彼らを見ながら出発。
途中の山の駅で通過待ちの停車、追い越して行ったのは

懐かしの修学旅行列車『あおぞら号』だった。
修学旅行ではなさそう、こども会の遠足で街へ行った帰りだろうか。
窓辺に眠っているらしい黒い頭がいくつも見えた。

ゆっくりおやすみ、と空の月。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。9

 

九月八日(旧暦:八月九日)
月の出 午後一時半過
月の入 午後十一時過


  
折つて出す往復はがき上り月


往復はがきは半分はたいてい自分のところにもどってくる。
返信用に自分の住所と名前を書き、名前の下に「行」と。
たいていはそれが消されて「様」と書かれているから、

もとから何も書かずおけばいいのかもしれないが、
何もないとなんだか忘れ物をしたようで落ち着かない。
楽しんでいるのかもしれない。
返信として書かれて(印刷も)くるものの裏の、

役目を終えて帰還したような自分の名前を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。10

 

九月九日(旧暦:八月十日)
月の出 午後二時半前
月の入   −


月の舟星乗せようか乗せようか


昨日は中学校の体育祭。

夕刻からの大阪で句会があったので、

ぎりぎりまで見て電車に飛び乗った。
窓の外には薄い和紙で出来たような十日目の月が心細げにあった。
終電数本前に乗っての帰り道、

車窓には西に傾く月。
その上に星がひとつ大きく光っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『思ひ草』(ナンバンギセル)

 

 

 

 

 

2008。9。11

 

九月十日(旧暦:八月十一日)
月の出 午後三時前
月の入 午前零時過


老犬のしづかな顎月皓々



「顎」は「あぎと」と読む。
「この頃吠えなくなったね」と娘が心配する近所の大きな犬。
十年前にはもう大人で、小さい人らにも優しく、

知らない人には容赦の無かった声がこのごろは聞こえない。
陽だまりでひねもすうつらうつら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。12

 

九月十一日(旧暦:八月十二日)
月の出 午後四時前
月の入 午前一時過


月昇る点滴のもう終はるころ



友人の小さな息子が入院している病院へお見舞いに。
日差しの強い晴れた日だったので、

駐車場から見上げる入院棟は天空にそびえる塔のようだった。
夜、雲ひとつ無い空、
お留守番のお兄ちゃんとお父さんを包む、
ここからはちょっと離れたあの塔の中の母子を包む
大きなたまごのようなまろみの

十二日の月のやさしい光。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。13

 

九月十二日(旧暦:八月十三日)
月の出 午後四時半前
月の入 午前二時過


ドーナツの穴の向かふのけふの月


ドーナツを買って帰ろう。
ねじったの、長いの、星の口金でしぼったの、

でもドーナツはやっぱり穴があるのがいい。
円い窓から見えた?

もうすぐまんまるの月。

 

 

 

 

 

 

2008。9。14

 

九月十三日(旧暦:八月十四日)
月の出 午後五時前
月の入 午前三時過


梅干と一椀の粥小望月

 


ちょっと胃もたれがするという家人に粥を炊く。
白粥ではなく茶粥で、番茶の香りが立ちのぼる。
マザーグースの豆粥の歌ではないが、

さらっとしたのがすきなひとよく

炊いたのが好きな人いろいろ。

さらりと仕上がった茶粥に真っ赤な梅干を添えて、

よかったらどうぞ、

お月様。

 

 

 

 

 

 

2008。9。15

 

九月十四日(旧暦:八月十五日)
月の出 午後五時半前
月の入 午前四時過


朝から仕事に行ったら帰れなくなった。
夜、月に見守られての帰路。

帰宅してすぐに食事の支度をし、買ってきた菓子を開く。
月見団子は店がもう閉まっていたので買えず、

「明日はきっとね。」と約束。

いろいろ終えて、ふたたび月に会う。

窓を開けて、

はだしのままで。



草ぬちのたれかのボール月皓々


どこまでも飛んで行きたき飛蝗かな


龍を待つ水月映ゆる雲流る


月今宵ホットミルクに陶の匙 


月天心最終バスのエンジン音


髪結はふ藍色のシュシュそぞろ寒

 

さらさらと明月の声降るひたひ





写真は難しい、言葉のカメラはもっと難しい。
ただただ見つめる、月を、空を。

 

 

 



花畑あるかもしれず月の裏



シロイハナ、マンカイ、

マンカイノシロイハナ。
きっと。

 

 

 

 

 

 

2008。9。16

 

九月十五日(旧暦:八月十六日)
月の出 午後六時前
月の入 午前五時過


今月もそうだが、十五夜と満月の不一致は珍しくはなく、

暦を眺めていると「15日」と「望月」がずれていることは
一年を通してけっこうある。
お月見ともなれば、十五夜お月さんがまんまるであってほしい気もするが、
十五夜を楽しみ、望の月も楽しめるというのは

なんだか得をしたようで嬉しい。
約束の月見団子を用意して、十六日は雨だった。
十五夜の月の光を満喫したので、

月の雨というのは雨好きとしてはまた喜ばしい。


濡れながらそこにある月だけを思う。
今日は虫も静か、
月はきっと微笑んでいる、
すぐそこで、
とても遠いところで。



十六夜の雨猪の佇つ切通し


満月の歌のこぼるる雲間かな


月の雨いつかの朝咲く種に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。17

 

九月十六日(旧暦:八月十七日)
月の出 午後六時半前
月の入 午前六時半前

 


母の影子の影立待月のまへ

宿題と灯を分かつ夜業かな


「月を見やなあかんねん」と小学四年生。
月の観察の宿題とか。
見えたね、十七夜の月。


吊り革の二列の無聊十七夜

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。18

 

九月十七日(旧暦:八月十八日)
月の出 午後七時半前
月の入 午前八時半過


櫨の木の百羽の雀居待月



雲と雨の夜。
櫨の木にはそこを塒にしている雀が鈴なり。

ここからは月は見えない。
秋津島(日本の本州のことです)は長い島なので、どこかで月が見えるはず、と思ったら、
「さっき下の娘と外をのぞいたところ、雲の間から月が顔を見せてくれました。」

というメールをいただいた。
遠い遠いところ、地球の裏側からでもすぐに届くメールの不思議。
びゅんびゅんと地球のまわりを飛び交う「手紙」を月は見ているのだろうか。
中身もすべて知っているのかもしれない。
額に当てれば封筒の中身のわかる郵便局の妖精のように。


月しづか紙飛行機のe-mail

  
封緘の蕾の一字月の雨



人の手を渡り渡りゆっくり届く手紙ももちろん大好き。

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。19

 

九月十八日(旧暦:八月十九日)
月の出 午後八時過
月の入 午前九時半過


臥待の国ぢゆうの龍集く空



台風の雨は降ったりやんだり。
雨のあわい、雲の隙間でも見つからないかと空を見る。
どんどろどんどろと雲が流れている。
秋分の日には淵に戻って休むという龍たちが集会でもしているのだろうか。
明日は小学校の運動会、あまり暴れないで解散してほしいな、龍。

 

 

 

 

 

 

2008。9。20

 

九月十九日(旧暦:八月二十日)
月の出 午後八時過
月の入 午前九時半過


更待やオーボエ奏者の丸眼鏡


吹奏楽部に御縁が出来てから、そういう番組はよく見るようになり、

そんな音はよく耳をかたむけるようになった。
もともとバレエ音楽がそちら系なのでよく聴いていたが、

楽器ひとつひとつに注目すると音はもちろん形がなんともおもしろく美しい。
音の出し方もただ吹くだけではないようだ。
そんなことを話しながら娘は小さくあくびをした。
もうおやすみよ。

台風は通り過ぎたようだが雨が残っている。
月は今日も見えない。

 

 

 

 

 

 

2008。9。21

 

九月二十日(旧暦:八月二十一日)
月の出 午後九時前
月の入 午前十一時前


月降るや三等賞の眠る屋根


小学校の運動会は曇り空で始まった。
ダンスや障害物競争、徒競走、リレー、大人の玉入れ。
お弁当をみんなでいただいて、六年生の組立体操の頃には台風一過の青空。
夜半、月も久しぶりにきれいに顔を見せてくれた。
一等賞、三等賞、ちょっと体調が悪くておやすみした子、がんばった子、
みんなみんなの眠っている家々の屋根が月の光に包まれていた。

 

 

 

 

 

 

2008。9。22

 

九月二十一日(旧暦:八月二十二日)
月の出 午後十時前
月の入 午後十二時過


  梨剥くやけふもかなはぬ願ひこと

  よく笑ふ母と子と母むかご飯


月見豆、衣かつぎ、それぞれ枝豆であり里芋であり。
梨、桃、青蜜柑、月の頃は美味しいのものがたくさん。
梨や林檎を剥くときは「お願い」をするらしい。

皮が切れずに剥ければ願いはかなうとか。
そのうちかなうよ、きっとかなうよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。23

 

九月二十二日(旧暦:八月二十三日)
月の出 午後十一時前
月の入 午後一時過


ばあちやんの菜切包丁下り月


ばあちゃんの包丁は西瓜も南京もまっぷたつ。
今日もよく働きました。

 

 

 

 

 

 

2008。9。24

 

九月二十三日(旧暦:八月二十四日)
月の出 −
月の入 午後二時過


真夜中の月深爪の薬指



夜に爪を切っちゃいけないとはわかっていても気がつくのはいつも夜。
ぱちん、ぱちん、ぱちん、あっ。

 

 

 

 

 

 

2008。9。25

 

九月二十四日(旧暦:八月二十五日)
月の出 午前零時過
月の入 午後三時前


   月白や般若の面の女眉

   暁月夜小面の黒目がち


今年はお城の観月薪能に行かなかった。
能面の般若の面は鬼は鬼でも鬼女。小面は清らかな乙女。
もし二つ比べたら小面よりも般若を慕わしく思うのはなぜだろう。
月はなかなかのぼらず。

 

 

 

 

 

 

2008。9。26

 

九月二十五日(旧暦:八月二十六日)
月の出 午前一時過
月の入 午後三時半前


  そつと撫づる表紙の綴れ月無き夜


三十年以上持っている童話の本があり、時々無性に読みたくなり開く。
架空の島のおはなしで、あっという間に読み終わってしまうが、
本当はいつまでも読み続けたい、そこに居つづけたいものがたり。
表紙も中もかなり傷んでいて、修繕しようかとも思うが、

思うように直らなかったら悲しいので、そのままそっと読む。
ああ、ルリユールおじさんがいればいいのに。
(ルリユールおじさんは本の修繕屋さんです。)

 

 

 

 

 

 

2008。9。27

 

九月二十六日(旧暦:八月二十七日)
月の出 午前二時半前
月の入 午後四時過


  有明や刷毛目正しきけふの空


月をさがして見上げた空。
空の青と白。
おはよう、洗濯物が嬉しそうな朝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。28

 

九月二十七日(旧暦:八月二十八日)
月の出 午前三時半前
月の入 午後四時半


  朝月や卓の真中の醤油さし


朝、出る時間がまちまちなので家族が揃うことも少ないが、

珍しく皆のいる休みは大きなホットケーキを焼こうか、
それとも分厚い玉子焼を焼いてお味噌汁を作ろうか。
「お塩をとってください」「はいよ」

「それ、残すならちょうだい」「え、後で食べるのに。」

そんなことが楽しい、
ごはんとふりかけだけでもおいしくて楽しい、

みんな一緒のごはん。

 

 

 

 

 

 

 

 

2008。9。29

 

九月二十八日(旧暦:八月晦日)
月の出 午前四時半前
月の入 午後五時前


昨日は伊丹まで出かけていた。
ほどほどに夜の更けた帰路の電車の中で

隣の車両が騒がしいと思ったら人が倒れていた。

車掌さん、駅員さんも救急車を呼んだり

「お医者様はいらっしゃいませんか?」と忙しそうだったが、
倒れている人のそばに誰もいない。
息子が何度も意識混濁で倒れたことで、いろいろな方のお世話になったこともあり、

倒れている二十代かと思われる男性が気になり気が付いたら車両を移動、

呼吸の有無や脈をみて声がけをしていた。
幸い意識が戻り、こわばっていた四肢も動き、

声は出ないが返答もできたので、ホームまで移動し、
ついていようかと車外に出たが、駅員さんにうながされてそのまま帰宅した。
状態を伝えるためについていればよかった、と後悔の夜。


  
八月晦日ついてをればよかつた

  
つごもりやゆめにうつつに月の雨


今日は九月朔日。昨夜(今朝)が八月最後の月でした。
毎年、一度として同じではない月と今年もゆらゆらと遊ばせていただきました。
元気になったろうか、昨夜の彼は。
息子は、今、元気です。


 

 


おつきあいいただいた皆様、一ヶ月ありがとうございました。
では、また、月のときに♪

 

 

 

 

 

2008.10.12

 

十月十一日(旧暦:九月十三日)
月の出 午後3時半前
月の入 午前2時前


  
十三夜県境に待つ人と犬

  
後の月どこかに狐ゐたやうな


昨日は十三夜、後の月。
娘のバレエの送迎の合間に人に会う約束があり県境まで。
太った半月という感じの月が浮かぶ空は晴れていて、街灯の無い切通しを抜けての
待ち合わせの場所までの道のりは右に左に揺れる月とのふたり連れでした。

 

 

 

 

 

Photo / 句: 坂石佳音

2008

 

 

メールはここにゃ