『浮世風呂オフ会 大阪の陣』
かのんのキョロキョロ日記
（観梅プチ吟行編）
かんこ撮影
２００３年２月９日（日） くもりのちはれおんなはれおとこ
行ってまいりました、大阪へ。
そして、大阪城で梅を観て参りました。
今回のキョロキョロ日記は、皆様の句や写真を拾って拾って
綴らせていただきます。
・ ・・では。
（かのん）
２００３年２月９日、朝。
一晩中、ひどい雨風でした。
雨傘はすでに鞄の中。（私は布団の中）
そして夜明け。（わたしは鄙に住まう者ですから、朝は早うござります）
曇っている、でも
春暁やどこかで晴れと鳥のこゑ 佳音
うん、傘は置いて行こう。
折から大流行のインフルエンザで病人続出の我が家でしたが
幸いにも皆回復し、出かけることができました。嬉しい・・・
お土産も持ったし、さあ、出発♪
春寒や列車の扉きゅうと鳴く 佳音
今日は『浮世風呂』のオフ会です。
通常はインターネットの中だけで話す人々が１３人、大阪で遊びます。
まずは朝からたどり着ける者だけで集合。関東組は新幹線で午後に来阪です。
（所用で前泊のかたや、「観光よ♪」というかたも！）
春ひとり始発駅より河馬の舎へ かよ
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＜＜浮世風呂大阪オフ会・午前の部＞＞
◆集合場所
新大阪改札前
◆集合時刻
ＡＭ９：３０
◆行程
大阪城公園
あと、天神橋筋商店街、喫茶店座り込みなどは
お天気のこともありますし、成り行き次第というこ
とにしましょう。
９日は大丈夫な予報ですが、雨があまりひどいと
大阪城もキャンセルですね。
ま、そのときはそのときで考えましょう。（正）
ということに決まりました。
今回は
『 なりゆき散策隊 ｉｎ ＯＳＡＫＡ 』
でございます～♪
大阪組（正・かよ・かのん）
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新大阪は新幹線の改札、前にここで待ち合わせた折は出口専用
改札前だった。 ９時半・・・もしかして？？？
と、私は多少の混乱がありましたが、無事全員集合です。
友来たる早春の駅輝けり 佳音
知っているかた、知らないかた・・・でも知っている！そんなメンバーが
ぞろぞろと、地下鉄で大阪城へ。
とりどりの靴さざめいてうららかな 佳音
さて、地下鉄の中ででなぜか出てくる短冊形の紙をホッチキスでとめた束。
一番上には俳句ひとつ。以下白紙。なんですかこれは？？？
『ホッチキス』だそうです。（そのまんまや）
一番上の句から漢字一文字を取って、次の短冊に句を詠む。（当季雑詠で）
そして次にまわす・・を十人いれば十冊まわすのだそうで、その束（十句ぐらい？）が
全てうまれば今度は選をするという楽しいものだそうです。
でも、電車の・・しかも窓の外真っ暗の地下鉄の中で？・・・やったよ(^.^)
（以下名前に☆がホッチキス句です）
淡雪のまつげにそっとふれただけ 佳音☆
お酒は飲みたい人が飲めばいい、俳句はそのとき詠みたい人が詠めば・・・
というわけで、とりあえずはそれを持ってきていただいたぎふうさまと私の間を
行ったり来たりの短冊。でも・・・誰かご参加はぁ？
地下鉄から京阪電車に乗り換え天満橋へ
少し歩けば見えてきました、大阪城。
ああ、いつもＪＲ大阪城公園駅から来ていました。
こちらが正門なのですね。
大手門より堂々の梅見かな かよ
（かんこ）
大阪には楠が多いとおっしゃられたのはかんこさま。（なぜでしょうね）
そこから「大阪の木」は何？ということになり、正さまが調べていただきました。
【大阪府】木 ： 銀杏 花 ： 梅 鳥 ： 百舌鳥（もず）
【大阪市】木 ： 銀杏 花 ： 桜 鳥 ： ？
そうか、イチョウなのですね、ほら、こんなところにもイチョウ。
（かんこ：ベンチの背もたれにご注目を）
県鳥の鵙の迎え来梅見かな かよ
大手門は大きな門。ここより城であり、これより外は敵地となることもある。
なんと頑丈な扉。（かんこさまが動かそうと・・・いくらなんでも動きません♪）
春や城鉄門ぎしと開かませ かよ
先ほどの『ホッチキス』ですが、大阪城公園に入ったら、徳子さまも参加（戦？）
三冊にしようかと・・でも息切れしそうだ（歩きながらだから？クスクス）
というわけで、二冊が三人の中をぐーるぐる。
うかうかしているとたまってしまうのです。でも渡した後の開放感は最高♪
しかしまた短冊をもらって苦吟・・・（妙に嬉しそうということですが(^^ゞ)
別に句会をしようというわけではないので、無理に詠むことは無いのです。
でも、ついつい面白くて・・・でもそんなのですから大した句にはならないのでした。
山焼き果つ一山のうごめけり 佳音☆
朧月灯し終点始発駅 佳音☆
金箔はとうに剥がれて梅見かな 徳子☆
梅咲くけはひ剥落の海鼠塀 佳音☆
ぎふうさまもすっかり俳句モード、からっぽのお堀を眺めて・・・。
しかし、ここでしもべさまより
「飛び降りるには早すぎ！！！」
のお声が。クスクス
石垣の生ひて空堀冬木の芽 佳音☆
さて、いよいよ梅林へ、というところで、なぜか関東人のぎふうさまに
梅林への道を問うおねえさま、すわ！ナンパか？！
観梅や浪速訛りで道問われ かよ
きっちり答えるぎふうさまでした。本日の梅見客の人出は正さま曰く、
「今日はサービスで人数減らしときましてん(^.^)」
ほら、こんなお客様も。 
（ぎふう）
梅林や子犬の芸に拍手あり かよ
観梅や屋台の匂ひの咲きまじり 〃
イカ焼き、たこ焼き、ポッポ焼き・・・あら、かよさま、甘酒ですか？おいしそうですね。
甘酒は季語なのか？そうです、季語です。
なんと夏の季語です。いいかげん冬にかえましょうよ、ねえ。
かよさま、ぎふうさま、徳子さま。あたたまりましたか？
車椅子梅一枝を誉めちぎり 徳子☆
（以上４枚：かんこ）
（かんこ）
白梅紅梅去年の枝知りもせで 佳音
（かんこ）
梅林をどんと見下す大阪城 徳子☆
阿吽ともかたや枝垂れて白き梅 佳音☆
（以上２枚：かのん）
盆梅の咲いて見に行く梅見かな かよ
歩み止め鼻近づけし梅見かな 〃
白梅や接写なれども秘めおかむ 〃
（正）
鵯に
梅万朶なにぞかなしや嘴の先 佳音
ひよどりって、人間が怖くないのでしょうか、
人がかなりそばに行っても、平気な顔で梅をついばみ、喰いちぎる。
見ているこちらのほうがかなしくなったりします。
でも普段はこんなに近くで見ることのできない鳥の姿は嬉しいです。
・・・そろそろ観梅も終わりの時刻です。
写真を撮り、句を詠み、お話をうかがい、妙なおっちゃんの演説も聞き・・・
梅の春を満喫した一行は次の予定に向かって歩き出すのでした。
大阪城はその姿を水面に映し、隣接するビルの影をユリカモメが横切ります。
（かんこ）
都鳥お堀に白を散らしけり かよ
橋あまた逢うて水都の梅見かな 佳音
ＪＲ環状線の京橋駅まで歩き、そこから大阪へ。
こののち、梅田にて、メンバーが全員そろってのオフ会です。
後発の皆様、大阪でお会いしましょう！！！！
・・・・・・移動中です、化粧室中です、少々お待ちを・・・・・
２００３年２月９日 お昼
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大阪オフ会のお知らせです。
１、日時 ２月９日１３時
１、集合場所 ＪＲ大阪駅中央口 ホテルグランヴィア大阪１階ロビー
http://www.hotels.westjr.co.jp/osaka/
１、会場 がんこ ＯＳ店（個室）
ｔｅｌ 06-6363-8614
http://r.gnavi.co.jp/k026611/
・時間は１３時１５分から２時間３０分
・料理は、てっちり＋飲み物 です。
・予算は、５０００円／人
１、第２会場は カラオケ（成り行きで飛び込む）、もしくは大観覧車
１、散会は １９時３０分 とします。大阪残留組と当日帰宅組に
別れてさみだれ解散ですな。
于論茶
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集合して、ご挨拶もそこそこに会場の『がんこ』へ。総勢十三名、はぐれてないですかぁ？
この道中（？）の間にすっかり自己紹介も済みました。
本日てっちりでございます。
益荒男の奉行捌きや河豚の鍋 かよ
（かのん）
膝元に片手残して河豚の鍋 かよ
大にぎわいでした、食べるのもしゃべるのも忙しく、そして噂の『お膝元』も
拝見しなくては♪
思ったよりもやわらかだったのですよ。「ドライバーソフトは？」「マックでは使えるの？」
まあ、単純、つなぐだけ。でもスイッチを忘れない、忘れない。
まあ、入れなくても温かいですが。(^.^)
二股ＵＳＢやクリップドライブ自慢も登場、さすがネットのオフ会。
ほーんと、楽しかったですね。ねっ♪♪♪ 
食べてしゃべったら、なんだかもう深夜の気分、でもまだ明るいのです。
お初天神までお散歩して、それからカラオケ。
長閑姫さまの美声と笛、
かよさまの大阪時雨、
于論茶さまの堂々たるお声と、こまやかな作業。
吉本さまのおみやげの栗のお菓子、わ・た・し、こっそり余分に食べましたm(__)m
あとお二人も手ぇ挙ーげてっ！！
歌族大阪時雨で迎へけり かよ
春昼や夜鳴鶯すだく箱 佳音
このあたりから流れ解散、四方さまがまずお帰りに。
珈琲をありがとうございます。いい香りと帰ります。
残りのメンバーは・・・于論茶さまにとってはなんと本日二杯目の
『揚子江ラーメン』へ。
お昼に召し上がった方々は見学（？）です。
（こんなラーメンでした。）
関東組は新幹線の時間がありますから大急ぎで食べなくては。
さて、ここで私は実はラーメンをいただくのが早いらしい・・と気づきました。
だって、お隣の于論茶さまったら早い早い！！
でも気がついたら、私もその于論茶さまよりちょっと遅れて食べ終わっており、
一緒に食べ始めた茂樹さまはまだ半分。あれれ？あれれ？あれれ・・・？
食べたら駅へ、新幹線は待ってくれない。でも、時間のある者は ＨＥＰ ＦＩＶＥ の
赤い観覧車に乗ろうということになり、後ろ髪を引かれつつの新幹線組。
時間はあるのに乗りたくないかたも、時間があってぜひ乗りたいのに、どうしても
帰らなければならないご用ができてしまったかたもいらして、本当に 残念でした。
次はみんなで乗りたい、街の観覧車からの夜景です。
(正)
（真ん中のｏｓと見える建物が、今回のオフ会会場の『がんこ』の入っているビル。）
（かのん）
観覧車組は、その後「ああ、楽しかった」とお茶をいただいたのでした。
さあ、帰りましょう、家に。
ちょっと冷えてきましたが、徳子さまとしもべさまのあったかマフラーがあるから大丈夫。
如月やマフラーの赤かろく巻く 佳音
幹事の正さまはステキなお兄さま。
準備万端ととのえていただき、ついて行くだけの私たちでした。
そして何を聞いても「ん？」と答えてくださって、ありがとうございます。
かよさま、やはりかよさまは華やかです♪
于論茶さま、またお会いできて嬉しかったです。
あちこちからいらした皆様、 なぁ、大阪は・・・ええとこやろう？
また、きっとお会いしましょう。そのときは観覧車も乗りましょう。
きっときっとね、の皆を見ていたでありましょう。空にぽっかり半月。
漕ぎ出でな約束の春月の舟 佳音
Ａｕ ｒｅｖｏｉｒ
・・・なーんちゃって(^^ゞ
坂石佳音（かのん）
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特別大付録
徳子さまの紙芝居 飴を買ってからご覧ください。
（『浮世風呂』より拾わせていただきました）
おはようございます 投稿者：徳姫 投稿日： 2月10日(月)07時44分52秒
昨日は巾着に「優・楽・温・笑・愛・嬉・美・味・香・色・会・人・誠・・・そして大坂」を
詰め込んで帰ってきました。
時間切れで赤い観覧車は乗れなかったけれどあの方乗れたのかしら？
ホントにホントに有り難う。 今夜又 つづく
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今晩は！ 投稿者：徳姫 投稿日： 2月10日(月)23時35分59秒
この頃やたら「！」が好きになりました。今私一人留守番です。
・シャボン玉主は「奥入瀬」歌ってる
大坂オフ会午前の部は忙しいかったのよ。何枚かの短冊（チラシを切った様な質素なもの）
がホッチキスで止められて回ってくるのです。
ぎふうさん企画。
湘子先生の句が一枚目に書いてあるのだから、格式は高いのでしょうね。
その高貴な句の一語を拾って一句詠むのです。
まあつぶやく堂の一語摘みの野外編でしょうか？
始めぎふうさんとかのんさんの間を行ったり来たりだけでしたが何か見ている内に
参加しなければ損するような気持ちにさせられる不思議な短冊に私も少し参加しました。
まあ何句か書いたから良いかな？なんてのんびりしていると今度は選句が回ってくるのです。
ぎふうさんとかのんさんは凄い。湧き水の如く句が生まれるようです。
私は暫し大阪城を仰いでいてボーとしていてレポート用と句作メモを落としてしまった。
「アホチャウカ」！
かよさんが拾って下さった。おおきにありがとさん。
・大阪城頭上に捧げ梅の園
梅林は何処かの高校が創立記念とかで梅の苗木を寄付したらしい。古木も混ざっていたが
比較的若い木が多かった。しかし種類の多さに驚いた。
かんこさんが蝋梅の前で「良い匂いするよ」と言ったが嗅覚脱出の私には分からず狼狽した。
甘酒をかよさんとぎふうさんで啜る。ここで甘酒は季語か？と言う話になった。
夏の季語であった。何故？この解説かのんさんお願いします。つづく
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一寸お待ちを！ 投稿者：徳姫 投稿日： 2月11日(火)11時56分31秒
>姉妹三角関係か？ 暗号は「良い耳輪や！」
かんこさん 面白かったですね。今夜解説します。
ぎふうさんが手配して下さった姉妹のホテル予約ＮＯが「４１３３０８」でした。
つづく
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今晩は！ 投稿者：徳姫 投稿日： 2月12日(水)00時19分20秒
かよさん＞心当たりのある方ありますか？
大手門より堂々の梅見かな＝しもべ
歩み止め鼻近づけし梅見かな＝徳子
＞CDは、ワタクシの所はキキタクナイ。とほほ。
同感なり～～。長閑姫さんが上手すぎるからいけないのだ。
＞姉妹三角関係か？ 暗号は「良い耳輪や！」
大阪夏の陣にかんこさんは燃えていた。早々に前日には大阪入りをすると宣言して
大阪人も感心するスケジュールをたて２／８（土）は大阪泊と決めていた。
「しもべ」は２／８に帰省、母親を見舞ってそこから翌日大阪入りすると言っていた。
私は２／８午後仕事があり迷っていた。
ぎふうさんが新大阪駅から１分のホテルを予約してくださった。
その予約№「４１３３０８」で暗号「良い耳輪や」
かんこさんの本名は、３文字の珍しい苗字でぎふうさんも思い出せず困って、自分の
苗字をくっつけて宿泊者名簿は「石田かんこ」にしてしまった。
母は亡くなり私はキッパリと一泊する事に決め、かんこさんと同室にしていただき
「石田かんこ・徳子姉妹」が誕生しました。
所が「しもべ」はなかなか決まりません。
眠くなったので又明日ね。
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続きますぞ 投稿者：徳姫 投稿日： 2月12日(水)10時59分49秒
＞姉妹三角関係か？ 暗号は「良い耳輪や！」
所が「しもべ」はなかなか決まりません－－→２／７夜の夫婦の会話
「おい２／９朝何時に集合や？」「新大阪駅９時」
私は何時も少しサバをよむことにしている。
「かんこさんと泊まるホテルは何処や？」「印刷して渡してあるでしょ」ゴソゴソゴソゴソ。
よし俺も２／８大阪泊まりや」「えっホテル空いてるのかな」「電話してみてくれ」
「知ら～ないっと。自分でしたら！それより先に弟にキャンセルの電話いれるべきでしょう
それにね『そんなこと言わずに泊まっていけや』って言われたらＮＯって言えないでしょ」
「その通りや」と言いつつ宿泊予定だった弟宅に電話しました。
「おい○○（弟の名前）はまだ帰っていなかった。よかった断ったぞ」
私は翌日弟嫁に丁重にごめんなさい電話を入れたことは「しもべ」は知らない。
フォローの徳子であります。
・・と言う経緯の果て「しもべ」は自分でホテルの予約を取りました。
その時「石田かんこさんと同じメンバーです」と言ったらしい。
もう普通の人間ならお休みの時間です。かんこさんに連絡するすべもなく私はぎふうさんの
掲示板に「しもべも大阪泊まり」と書き込ませて頂いたわけです。
予想どおりかんこさんの目には触れませんでした。
これで音信途絶えて２／８夜かんこさんのホテルチェックインを迎えるわけです。
そうだ！私は今朝から洗濯も途中だし掃除もしていない ではまた
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さあクライマックス最終編 投稿者：徳姫 投稿日： 2月12日(水)16時25分44秒
２／８夜かんこさんのホテルチェックインを迎えるわけです－－→
か「石田かんこです。ＮＯは４１３３０８・・」
フ「二部屋お申し込みですね」
か「いえ姉と一部屋で」
フ「○○様が一部屋追加なさいましたが」○○様はしもべの本名なり
か「＃＊＆☆◎＊？」そうだあのお方は突然変更すると言っていたっけ・・
か「そう、そうです」ここでかんこさんは気を利かせて「徳子さんをそちらの部屋へ」
フ「＃＊＆☆◎＊？」こんどはフロントがポカーン
か「いえいえ徳子さんとこの方はご夫婦なのです」
苗字が違うじゃん、なんとこの二人を離婚したことにしたらしい
ここで完全にホテル側は怪しい３人と睨んだ。
聡明なかんこさんの頭は混乱して宿泊名簿に本名を書き始めたそうな
一方予定より早く着いた「しもべ」はホテルに
「石田かんこさんはお着きでしょうか」と電話したのに教えて頂けなかった。
尤も怪しく危険な男だったのである。
ぎふうさんに迷惑及ぼさなかったかな？ 終わり
