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−絵本読み聞かせ会 特別編−

 

 

 

 

 

こんな青空の下

 

 

 

 

みんながウキウキワクワク待っていたのは

 

 

 

 

 

こんな荷物を抱えた

 

 

 

こんなひと。

 

 

 

 

こんな絵本を作っちゃうひとのお名前は、長谷川義史氏。

わたしの働く本屋の本店では、毎月絵本の読み聞かせ会を実施しており、

今回はスペシャルゲストとして、絵本作家の長谷川氏においでいただいた。

 

 

 

 

ワクワク待っていたお客様も店員も

 

 

 

 

あっというまに長谷川センセイが大好きに。

 

『いいからいいから』や『うえへまいりまぁす』

『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』や

次々と小さい人たちのリクエストに応じて絵本を読み、

 

 

 

 

筆と墨でするするっと・・・・

 

 

 

 

するするっとお話を描いたり、

 

 

 

 

ウクレレを弾いて歌を歌ったり。

 

 

♪幼稚園行くの いやや 幼稚園行くの いやや
幼稚園行くの いやや 幼稚園行くのいやや

 

どうしていやかというと、門前で先生に挨拶するのがいややねんとか

自分のマークがへびやからいややとか

いちごが好きやのにもも組なんかいややなどなど。

これは『ようちえんのブルース』、でも小学生もたくさんいたので

『小学生のブルース』も飛び出したり。

 

 

 

 

小さい人たちも思わず踊っちゃったり、

 

 

 

持ってきた大切な本や

 

 

 

 

今日買った本を見ながらおはなしを聞いたり、

 

 

 

 

 

 

こっそりバッタが来ていたのをセンセイはご存知だったかしら?

 

 

 

 

>))))彡 >))))彡 >))))

 

 

 

 

 

 

原画を飾った店内でのサイン会も、

本を差し出す人ひとりひとりに話しかけながら

するするっと絵を描いて、字を書いて、

 

 

 

 

最後にやわらかな握手をして。

大きな人のはにかんだ笑顔、

小さな人のはじけるような笑顔。

 

最後にわたしたち店員もすっかり小さな人になった気分でセンセイの前へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>))))彡 >))))彡 >))))

 

 

 

 

長谷川センセイ、あのね、あの日サイン待ちの長い列の方々に

 

「お待たせしています、ごめんなさい。」

 

と声をかけたら、みなさん笑って、

 

「『いいから いいから』〜♪」

 

そう応えてくださっていたのですよ。

たくさんのサイン、たくさんの握手、

たくさんの読み聞かせ、たくさんの絵、

そして歌をありがとうございました。

暑い中ほんとうにおつかれさまでした。

ぜひまたおいでください、

たくさんのたくさんのたくさんの笑顔がお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

いぬふぐり笑つて泣いてまた笑ひ

 

少年の夢にとまりし黄蝶かな

 

遊ぶことやめぬ鳥どち花杏

 

永日のときに駆け出す時計かな

 

 

 

2009.April....Kanon

 


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