ほつほつと
スキレット・クッキング
100円均一ショップ、大好き♪
昨日は一日中出かけていた。
連休なので、今日は一日中家でPCを・・・と思ったら、台所で何かが呼ぶ、
・・・新しいフライパンだ、鋳物の、直径十五センチの小さなスキレット。
『ジュワッと!100スキCOOKING―100円ショップの小さな鉄のフライパン』
こんな長いタイトルの本も一緒に待っている。
毎日新聞のくらし面でこの本とスキレットのことが紹介されており、
本屋に勤める身としてはとても気になった。(ウソ!やってみたかっただけ。)
出勤して在庫を見たら三冊あるなぁ・・・と思っていたら、わたしが見たものと
同じ記事を切り抜いてご来店のお客さま有り。
ご夫婦でいらしたが、奥様は一歩後ろでニコニコ。
その本が欲しいご本人は、最初静かに「あるやろかなぁ」と切抜きを
差し出されたが、「わたしもやってみたいと思っていました♪」と申し上げつつ、
本を手渡すと満面の笑顔になり、「やっぱ、アソビゴコロやで、な!」と
重そうな買い物袋を見せていただいた。
百円均一ショップの袋の中にはスキレット(鋳鉄製のフライパン)が二個。
わたしの勤める書店と同じフロアにあるショップの方を指して、
「あそこにまだ二個残ってたで。」と教えていただき、わたしは早速昼休みに
それを購入し、本も購入したのだった。
我が家のメイン暖房はストーブ、それも小学校の教室にあるものと
同じ大きさのもの。
日中は消していることが多いが、今日は掃除の間点けたままにし、
上にスキレット二個を並べ、窓を開け放した。
コーティング剤の焼ける匂いがしなくなって、煙もでなくなったら火からおろし
冷まして束子で洗い、もう一度焼いて油をなじませる。
ほんとうはこれを幾度か繰り返せばもっといいのだが、
「早く使ってくれたまえ」とスキレットが騒ぐので、早速慎重に調理開始。
本には小さなジャガイモをコロコロと焼く方法があったが、我が家は
大きなジャガイモしかないなぁ、切ろうか・・・と考えつつ根菜箱を
見たら、サツマイモがある。
焼芋だ!!! ほな、やろか♪
スキレットをストーブにのせて、中にアルミホイルを敷き、
切ったサツマイモを並べ、もうひとつのスキレットを蓋代わりに
ひっくりかえして重ね、十分、二十分、もういいかい?もういいかな?
はい、きれいに焼けました。
子供と三人でそれをいただきつつ、
「もっと何かできるかなぁ・・・・パンは?!」
というわけで、こねるこねる、パン生地をこねるのは頻繁にやっている
息子があっという間にこねあげて、芋を焼いたままストーブの上にあった
スキレットにクッキングペーパーを敷いてコロコロと並べた。
本来は蓋になるスキレットをうんと熱く焼いておけばオーブンのように
使えるのだが、ストーブだけでやってみたかったので、途中でスキレットごと
ひっくり返してみた。
上下はパリッとして、(ちょっと焦げたのは今後の課題)しかし、
中はオーブンで焼くよりもっちりふっくらしたのはなぜだろう、
蓋をした分水分の蒸散が少ないのかなぁ・・・などと子らと話したりの
間にもどんどん焼けるパンたち。
今日はアルミホイルやクッキングシートを使ったが、幾度かこうして熱したり
冷ましたりしつつ油を含ませなじませれば、それもいらなくなるだろう。
ストーブのまはりてんでにマグカップ
炉話の時に漫画のことなども
冬灯待たるる人の靴の音
ストーブ越しにほつほつと今日のこと
蒸し物や炊飯、燻製もできるらしいスキレット、しばらく実験を楽しめそうだ。
今まで古い中華鍋でしていた燻製も「ちょっとだけ」と作ることができそう、
ああ、楽しみ。
ギョーザも焼けるね、パエリアもできるよ、それからパンも焦げないように等、
いろいろいろいろと、素敵に楽しみな冬真中です。