雨もまた
てくてくPhoto
なんで雨、どうして雨、でも、雨もまたよし。
集まったのは七人。騒客は詩人の意だそうな。たしかに騒がしき七人の詠み人。
ほどほどの自己紹介。ほろほろとおしゃべり。
雨上がりの町をゆらゆら歩く。路地をのぞく。
満たされたお腹と十四の目玉と耳、鉛筆と紙。 旺盛な好奇心が七つ。
李白一斗 詩百篇
はてさて、七人の騒客は?
それはまた、いつかのおはなし。
水の春翼あるもの棲む町家 佳音
『世界俳句協会:俳画:第32回』
2006.2.26 Kanon