ならへ、いこうよ

     

    ははははかのんひでこ in NARA

     

     

     

     

     

    2004.11.13 晴♪

     

     

     

     

     

    新聞屋さんに「美術展のチケットがあったら下さい」とお願いしてあります。

    いただいたら私一人、もしくは娘と二人で出かけます。

    先日、モネ展のチケットを持ってきていただき、いつもより枚数が多いので「?」と

    問えば、「皆さんでいかれたらいいですよ」とのやさしい返答。

    奈良だね・・・と話していたら、正倉院展の話になり、同居の母と義母も随分長い間

    奈良に遊びに行っていないことに気付きました。

    「いこうよ、奈良に、女四人で♪」

    というわけで、男三人(私の父、夫、息子)に留守をお願いし、出かけました、初冬の奈良。

    近鉄奈良駅の上は『なら奈良館』こんな大きな手のひらのレプリカがあります。

    大仏さまのてのひらです。

     

     

     

     

    紅葉には少々早い(と申しますか、今年の紅葉が遅い?)奈良ですが、葉っぱが赤かろうが

    青かろうが、みんな出歩けば楽しいのであります。

    いただいたチケットで奈良県立美術館のモネ展を観て、せっかくだから大仏さまにお会い

    したいと東大寺へ。

    てくてくぺちゃくちゃ、うふふふふふ。

     

     

     

     

     

     

     

    鹿せんべいは一律150円。ところがおじさんの大サービスでこんなにたくさんいただいた!

    鹿せんべいの原材料は最初に入ったなら奈良館のクイズボードで勉強済み。ひでこさん、

    何でできていますか?

     

    「はい、おいしいです、米ぬかのおせんべい♪」

     

    ・・・鹿が食べるのよ、それは。

    人が食べたのはこれ。ゆらっと入ったお店の『季節のご飯御膳』は、今年最後の栗ご飯でした。

    美味しかった・・・・。(でも明日から何ご飯になるんやろう、気になるわぁ)

    店内が満席で、奥のちょっとしたお庭でいただきました。

     

     

     

     

    正倉院展を見るには奈良国立博物館にたどり着かなくてはならない。さて、どっち?

     

       はは撮影

     

    迷っても楽しいのが女ばかりの旅ですが、迷わず到着、ゆったりとは参りませんが

    そこそこの混雑の正倉院展をおのおの鑑賞して、出口で集合。

    ねえ、どこに行く?

    わたしの母が『身代わり猿』が欲しいというので、ならまちへ。

    釣人の母も私の母も私も娘も小物が大好き、というわけで、なかなか目的地にたどり

    つけないのですが(つまりはあちこちのぞきまわったということ。)それもまた楽し。

     

      奈良町資料館

     

    資料館を出てからもゆらゆらと出たり入ったり、

     

    看板ねこ? 

     

     

    懸案の紙と筆のお店を出て時計を見ればあらあら。

    でもちょっとお茶をいただいていこうよ。

     

     

     ひでこ絶叫、バニラアイス。

     

     

    日の暮れるのが早くなったね、

    うん、ほんとうに。

    夕ご飯どうする?

    電話して、「食べて帰るわ」って言っちゃおうか・・・

    ってなわけにはいかないよね。

    でも、ね・・・へへ、買うて帰ろうか!!

    というわけで、夕食は出来合いのものをどどっと購入、よいしょっと持ち帰り、

    我が実家(つまりは我が家の階下右側)にて宴会とあいなりましたのでございました。

     

     

       はらからの揃ひの財布小六月    佳音

     

    同じ家を出でまたかへる冬日哉    〃

     

     

    のんびりと(?)、あちこちと、のぞいたり、さわったり、眺めたり、笑ったり。
    おかあさんたち、また一緒に行こうね。(季節のご飯も気になるし。クスクス)

    ひでこもね。

     

    そのときはまた、お留守番よろしく、三人さま。

     

     

                             2004.11.13 Photo/文/句 坂石佳音